というわけで今回はDTM製品から少し離れてITガジェットレビューです。
その商品がこちら!
SNOPPA社の『ATOM』というスマホ用ジンバルです!!
…ん?…ジンバルってなんやねんって思いました?
僕は最初思いましたw(聞いてない)
ジンバルがどんなものか理屈っぽく説明も出来るんですが、長くなるので割愛しまーすw
要はこういうこと。
※英語だけど20秒だから気にせず観て
はい、分かりましたねw
つまり自動制御で常に水平を保ち続けてくれる的なことです。
最初見つけた時にすげーなって思いまして、スマホで簡単に動画が撮れる今の時代ぴったりじゃーん!って感動したんですが、こういうのってドローンとかと一緒で、ここまでしっかりしたやつは高いんでしょ~?なんて思って調べたら、
なんと15,000円!!!
即行で買っちゃいましたww
普段絶対そんなに使わないって自分でも分かってるんですけど、これがあるだけで旅行とか楽しそうだし、ブログにも書けるしと思ってw
そんなわけで早速レビューしていきましょう!
目次
外観と特徴
見た目とサイズ感はご覧の通り、折りたたむとかなり小さいです。
重さは440gと500mlのペットボトルくらいあるので、めちゃくちゃ軽いわけではないですが、持ち運びに苦労する感じではありません。
スマホは薄手のものならケースを付けたまま簡単に取り付けられ、初期設定後に専用のアプリを開いて電源を入れると一瞬でペアリングされます。
色々と機能がありすぎて書ききれないんですが、個人的に凄いと思ったところは
スマホのワイヤレス充電に対応
しているところです!
iPhoneXSがワイヤレス充電に対応しているのは知っていましたが、充電器を持っていないし、今まで恩恵を受けたことがなかったんですが、まさかそれがジンバルで出来ちゃうなんて…。
これでスマホが電池切れして撮影できないなんてことはないわけです!!すげーーー。
もちろんケーブルも付属していて有線充電も可能です。
ちなみにATOM本体はUSB-Cにて充電するんですが、ケーブルはあるもののアダプタは付属しないので、スマホ用の充電アダプタ等を用いて充電することになります。
ただし驚くべきことにAppleの充電器とは互換性がないとのことで、使うと電池を痛めてしまう可能性があるらしいので、それ以外のものをお使いください!(僕は知らずに使って壊れました…)
iPhoneとの使用を売りにしてるっぽいのに意外すぎるし、Apple信者の僕としてはそれ以外の充電器を持っていないので辛いところ…w
推奨の充電器はApple以外の5Vのものということなので、通常のUSBアダプターならほとんど対応していると思います。(iPhone用のももちろん5Vなんですけどね)
ちなみに僕が買ったものはコチラ!
Appleもコラボしている安心&安定のAnker!!
充電方法に関してはマニュアルにも載っていないので、本当に注意です!
あとはこの専用のカメラアプリが良く出来ていまして、顔&物検出機能と追従、タイムラプス、美肌撮影機能まで備わっていて、なんて気が利いてやがるんだって思いました!w
スマホの純正カメラ等でももちろん撮影できるんですが、ジンバルの力を最大限に発揮するためにも専用アプリを使うのが良さそうですね。
その他にも手元ボタンのカスタマイズが簡単にできたり、いくつかキーコマンドが設定されていて、いちいちスマホを触って設定変更等をしないで、片手だけでかなり色々なことができるようになっているのがもの凄く良く出来ていると思います!
他のジンバルがどうか知らんけど…w
僕はセットのものを買ったんですが、別売の三脚や外部マイクを買えばこの通り!
タイムラプスを撮る時にどこかに置いたり、スマホの内臓マイクが好みでない時に重宝しそうです。
ちなみに上の写真では取り付け忘れていますが、iPhoneで外部マイクを使う場合には付属の4極プラグをこのように付けなくてはいけないのでお気をつけください!
見た目ダサいですよねw
購入した三脚と外部マイクはこちら。
実際に使ってみた
というわけで百聞は一見にしかずのコーナー!
ジンバル歴2ヶ月の僕がスマホ(iPhoneXS)とジンバルを使ってVlog風動画を撮ってみました。
いかがでしょうか?
手持ち撮影ではなかなかこんな感じにはなりませんよね!
軽く編集はしていますが、あえてiMovieのみで編集しています。(1080Pの60FPS)
撮り方次第でこんな風に撮れるなんて映像の世界も奥が深いですねー!
こうやって東京の街並をただ繋げるだけのVlog風動画ハマりそうw
2ヶ月くらい使ってみた感想としては、手軽さは良く、直感的な操作ができるのは素人にも有難いんですけど、若干動作が不安定になる時があったり、持ち手を動かした時の追従の仕方にクセがあるので、カッコよく使える映像を撮るには慣れや技術が必要だなと思いました。
水平は保たれても腕や体が上下してしまえば映像は揺れますからね。持ち方や歩き方にもコツがあるみたいです。
自撮り的な感じで街ぶら映像が撮れればって人には向いてるかも。
あとスマホをつけた状態だとやっぱりまぁまぁ重さがあって、持ち手を縦にして持つ分には良いものの、横向きで長時間持つと結構腕がぷるぷるしますw(僕の筋力不足の可能性も…)
そしてそのスマホを付けたまま折りたためないのもちょっと減点…。
今年発売されたATOMにかなり似ているDJI社のOsmo Mobile 3(むしろATOMが真似してるんだけどw)というジンバルはスマホをつけたまま折りたためるようで、次はそこも真似して欲しいですw
ちなみにOsmo Mobile 3は値段も同じくらいでATOMと良く引き合いに出されます。
それぞれ特徴が違うので、こちらを検討してみても良いかもしれません。
Osmo Mobileはワイヤレス充電はないし、外部マイクも直接は付けられませんけど、その分ほんの少し安いですしね。
自動回転とか、その他魅力的な機能もいくつかあったので、是非比較してみてください。
その他にATOMの方で気になる点としては、めちゃくちゃ個人的なことですけど、僕が左利きなので、左利きモードみたいなものがあったら便利だなーって思いました。
基本的に右手に持つことを考えてセットアップされているので、疲れた時にも持ち替えられません。
言葉で上手く伝えられないんだけど、持ち手を反時計回りには回せるものの、構造上逆には回せないんです。(やると横画面モードが勝手に縦に変わって録画も止まります)
画面を縦にしたり、インサイトカメラに切り替えるように、持ち手も変えられたらめっちゃ便利なんだけどなー!(アプデで対応されることを切に願う)
さいごに
あくまでモバイル用なので、あまりわがままを言ってはいけませんが、それだけ機能が充実していて金額も安いことを考えるとかなりコスパは良いんじゃないでしょうか。
スマホもどんどん高機能・高画質化して、5Gの通信回線もやってきて、今後は写真じゃなくますます動画の時代になりますからね!
みなさんもジンバルを使ってちょっとお洒落な動画を撮って楽しんでみてください~。(ほ〜れポチっちゃえ、ポチっちゃえ〜⬇︎w)
※その後アップグレードされたためSNOPPA ATOM 2のリンクに差し替えています。
そんなSNOPPA社ATOMのレビューでした!
追記:購入後7ヶ月でまさかの故障!不具合時の対処方法をまとめた記事を新たに書きました。
良ければこちらもお読みください〜!