というわけで本日紹介する製品はこちら!
箱だけでは何のことか全く分からないと思いますが、タイトル画像にもある通り、以前にiPhoneケースを提供いただいたTORRAS(トーラス)社から新たに発売されたMagSafe対応のスタンド&スマホリング『OminiRing』(オムニリング)です!!
※以前の記事がこちら。
スマホリングと言えば前にもBelkinのMagSafeリングを紹介していて今も愛用しているのですが、あれだとスマホリングにしては高価で、iPhoneをMacBookのカメラにするという連係機能を使う人以外はなかなか手が出せないと思うので、もう少し手頃なリングがないか探していたところに見つけたのが今回の製品というわけですね。
また、Belkinのリングを使って感じていたこととして、スマホリングとしては全く問題ないものの、スマホスタンドとしては少しだけ役不足で、横置きではまだ良いいですが、縦置きにするとかなり角度が制限されてしまうため、新たなリングではそういったことも解決できるようなものを探していました。
もしかしたらTORRASさんにお願いすれば提供いただけたかもしれませんがw、沢山提供いただいたお返しも含め、今回はしっかり自腹購入して紹介していこうと思います!
それでは今回も一緒に見ていきましょう!!
目次
TORRAS OmniRing レビュー
外観
まずは毎度のことながら開封から。
箱から出すと更にプラスチックの箱が出てきて、中にOmniRing本体と説明書、あとはMagSafeに対応していない機種に取り付けるためのマグネットシールが2枚入っていました。
製品本体としては以下のような見た目で、MagSafeサイズのリング形状にシリコンの持ち手が付いているのが特徴的です。
また、リング部分は二重構造になっていて外側を引き出すことでスタンドとして機能するようになっています。
要はシリコン部分がスマホリング、外側のリング部分がスマホスタンドという役割となる一石二鳥な製品というわけですね。
全長はおよそ11cmで重さは47gと、金属製のためそこそこ重量感を感じますが、その分堅牢な印象があります。
使用感
続いて、早速iPhoneに装着して使ってみましょう!
まず良いなと思ったのが、スタンドとなるリングがめちゃくちゃ引き出しやすいことです。
リングの上側に爪があって外側のリングとiPhone本体との間に微妙に隙間ができるため、すぐに指が引っかかってくれるからでしょうね。
リングのヒンジについても固すぎず柔らかすぎずという感じで、iPhoneを持った片手のままその指でリングを出すことができるのもちょうど良いと思いました。
更にそのリングは180°開ききるため、これまでのリング型スタンドではなかなか実現できなかった縦・横の角度調整がかなり自由にでき、90°まで立てることが可能なのもこのOmniRingならではの機能と言えると思います。
そう、基本はiPhoneに対してOmniRingも縦向きにつけると思いますが、MagSafeは360°どの向きにもつけられるので、シリコンの持ち手がはみ出してしまうものの、横向きにつければ上記のように立てることも可能ですからね。
そして、このOmniRingはiPhoneにマグネットでつけられるだけでなく、実は背面側にも磁石が仕込んであるため、リングをつけたままMagSafeに対応したスタンド等にくっつけることができるのもとてもよく考えられています。
商品説明では冷蔵庫にもつけられるなんて紹介されていますが、実際に試すと本当につけられますし、その磁力もかなり強力なため、そういった環境が想定できたりスタンドを常用している人にも便利に使ってもらえるはずです。
磁力の関係で外す時にスタンド側にリングが残ってしまうことがあるのがちょっとだけ微妙ですが、それくらい外側の磁力も強いと思っていただけると。
逆に注意点としては、筆者のiPhoneは14 Pro Maxのため縦向きに付けても本体に対して余裕のある感じに見えますが、Proや無印のような本体サイズの場合はシリコンが下から少しはみ出すくらいなサイズ感になることと、ケースの上から取り付ける場合にケースの仕様によってカメラ部分の枠とOmniRingが干渉して付けられないことがあるという2点です。
(Pro MaxやPlusサイズの人は気にしなくて大丈夫だと思います。カメラの干渉は13〜15のProシリーズの人は特に注意してください)
また、MagSafe対応のケースもケースによってマグネットの強さが違い、例えば僕も14 Pro Max用のOtterBoxケースと12 Pro Max用のJETechケースを使っていますが、JETechの方が圧倒的に磁力が強くOmniRingのくっつき方も強いため、使用するケースによってリングが取れやすいケースもあるというのを理解しておく必要がありそうです。
(OtterBoxの方は弱いとまでは言えないもののリングだけでスマホを持ち上げて軽く振ると外れますが、JETechの方は全く落ちないというくらい違います。ちなみにこれは他社のリングでも同じだったので、OmniRIngの磁力が弱いわけではなく間違いなくケースの差です)
※こちらがJETechのケースです。
そういった場合や、そもそもMagSafeに対応していないケースを使っている人向けに磁力を補助するマグネットシートが付属しているため、不安な人はそれを貼るのがおすすめですが、このシートがなかなかのサイズ感で、ケースのデザインが崩壊しますw
まぁ上からリングを付ければほとんど見えなくなるので気にしなくても良いかもですが、ちょっと嫌ですよね…w
しかもこのシート自体もとても安っぽく、なんと白の方は黒の方に白いシールが貼ってあるだけという雑な仕様になっているのが残念でした。。
※よく見るとシールが微妙にズレているのが分かりますでしょうか。
ご自身のケースの磁力がどのくらいかを事前に知るのはなかなか難しいと思いますが、もしOmniRingを購入して磁力が弱いと思ったらそれはケース側の原因である可能性もあるということを覚えておいていただき、その場合にはマグネットシールにて磁力を補強して使用することをおすすめします。
あと、その他で気になることで言うと、スマホリングとして利用するシリコンのベルト部分について、触り心地もよく金属製のリングと違って通している指も痛くないのがとても良いんですが、埃が付きやすくすぐに白っぽくなってしまうのが気になる人は気になるかもしれません。
拭けばキレイになるので大した問題ではありませんけどね。
こういったこと以外にもAmazonのレビューなんかを見ると、ベルト部分が切れてしまっただとか、スタンドとなるリング部分のヒンジが緩くなってしまったといった書き込みがあり、それらについては僕もしばらく使ってみないと分かりませんが、もしそういったことがあればすぐ追記しにこようと思います。(ここに追記がないうちは大丈夫だと思ってくださいw)
少し使ってみて感じた使用感は以上です!
さいごに
そんな多機能でしっかりした造りの『OmniRing』。
お値段は…
2,980円
となっています!(初稿時現在)
僕としては以前に紹介したMacとの連係カメラ用のBelkinのリングが4,400円ということを考えると、スマホだけで完結する使い方ならOmniRingの方がコスパも高く使い勝手が良いですし、これで耐久性が悪くないなら満足度は高いと思いました!
まぁそもそも用途の違う製品を比べるのはフェアではないかもしれませんが、Belkinのもスマホリング&スタンドとしてかなり気に入っていて、前回の白を落として失くしてしまってから色を変えて買い直したくらいでしたからね。
※こちらがBelkinの記事です。
製品のコンパクトさやスタイリッシュなのはBelkinなんですが、如何せん高価なので、その代替品としてOmniRingは充分おすすめできる製品である、というのが今回の総合的な結論なのかなと!
ちなみにOmniRingは僕の購入したメタリックグレーだけでなく他に4色の展開があるため、iPhoneの本体カラーに合わせても良いし、それによってベルトのカラーも変わるので、黒でなければ先程のベルトが汚れやすいという懸念点も多少緩和するかもしれません。
※リンク先から他の色もご確認ください。
色違いは3,280円と少しだけ高くなってしまいますけどね。
安いものを買って使い勝手が悪かったり、すぐに壊れたりしてしまうなら、少し奮発して堅牢なものを購入するのをおすすめしますし、TORRASはAmazonで買った場合、12ヶ月以内に壊れてしまっても新品と交換してもらえるサービスもあるおかけで安心ですので。
MagSafe対応の多機能で丈夫なスタンド兼リングを探していた人は是非検討してみてください!
そんなわけで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
今後も様々な製品レビューや使い方の解説等を予定していますので、参考になった方はサイトのブックマークやXのフォローをしていただき、新着記事もチェックしてもらえると嬉しいです。
それでは、また次回もお楽しみにー!