
さてさて、今更かと思われるかもしれませんが、ここ数年で数々のインターフェイスが新発売され、まとめるにはそろそろ良い頃合いだと思ったので、満を持して2020年の今、おすすめのオーディオインターフェイスを紹介しようと思います!
オーディオインターフェイスって頻繁に買い換えるものではないので、一度買うと最新の情報を追わない人も多いと思いますが、そんな今の機材に満足な手練れDTMerの皆さんも、これから始める人におすすめ出来るよう、勉強がてら読んでいただけると嬉しいです。
もちろん、音楽制作者へ向けたものだけではなく、最近は配信やビデオ通話、動画撮影のアフレコ用に使う人も多いと思うので、様々な用途に合わせて紹介していこうかなと。
値段別とか最新のものをまとめた記事って多いですけど、それよりも何に使うかの方が大事ですからね!
迷わせないようにあえて数も絞ってまとめているので、これから初めてインターフェイスを購入する人は下記を読みつつ、自分は何に使うかを想像しながら、最適なものをお選びください!!
ちなみに、一応先に言い訳しておくと僕も全ての製品を実際に試したわけではなく、実数値や外から見て分かる機能面においての比較になっているので、もし実際に使っている人で「使ってみるとこういう難点があんねん」というのがあれば是非教えていただけると幸いです。
あと筆者はAppleに入信しているので、若干Macに合わせた選択肢が多いかもしれませんw
なのでこの記事だけ鵜呑みにせず、他にも色々調べて決めてくださいね!
またご時勢柄、配信目的で探している人も多いかと思いますが、そういった方で「PCの音を配信先に流したい場合」には「ループバック機能」のあるものが便利だと思います。
まぁループバック機能がなくても仮想オーディオデバイスを使えば可能ではありますが。(そのやり方は別記事にて)
安価なもの程この機能を備えている機種が多く、逆に音質重視の高級なものはそういった余計な機能を省いていることが多いので、注意が必要です。
そんなことも頭に入れて、早速みていきましょう!
目次
音楽制作者向けオーディオインターフェイス
というわけで、まずは一番需要が高いであろうミュージシャンやDTMerを含む音楽制作者向けの製品から紹介していきたいと思います。
もうほんとに色んな製品があるので迷うと思いますが、初購入においては色々なことを考えてもこれを推させてください!
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22C僕もお世話になりまくっているCubaseでお馴染みSteinberg社の昨年発売された製品ですね。
元々は前に僕もレビューしたUR22-mk2というのがあって、それがモデルチェンジしたものになっています。
あまり余計なことをガタガタ言いたくありませんが、おすすめの理由としては、まずコスパ!
初めてインターフェイスを買う場合、とりあえずこの2チャンネルタイプを選んでおけばまず困らないと思っていて、このタイプのものも各社から出ていますが、その中でも下から数えて3番目に安いんです。
値段だけで言うなら、更に下にZOOMやべリンガーがありますが、その代わり配信の際にPCの音を送れるループバック機能があったり、USB3.1(Type-C)に対応してたり、レイテンシーなくエフェクトを掛けられるDSPエフェクトも使えるし、Cubaseの体験版的なソフト(Cubase AI)まで付いてくるし、そのうえiPadにまで対応してますからね!
それでいてこのタイプでは唯一32bit/192kHzでの録音が出来ちゃうとなると、もうほんとにこれで良いんじゃないかなと。
むしろこれ以外に選択肢ある?!(Steinberg社から何ももらってませんよ?w)
まぁ32bit Integer録音に関してはまだ主流ではないし、対応していないDAWソフトも多いのでCubaseを使わない限り恩恵は受けられませんが、そのCubaseも付いてきますし、今後は他のソフトも32bitに対応してくることを考えると、現状でこれ以外のものを勧める理由が見当たりません。
イマイチ良く分からないけど、2万円くらいは予算があって、品質もそこまで悪くなく、色んなことに使えたらと思っているのであれば、迷わずこれ一択で良いと思います!
1点だけ微妙な点があるとすれば、USB-C接続を謳っているくせに付属するケーブルがUSB C to Aなことですかね。
MacなんてノートだったらUSB-Cポートしかないので、ハブ無しに繋げるじゃーん!って思ってるとがっかりしますw
おそらく価格を安くする為だと思いますが、もちろん付属のUSB C to AケーブルでもDSPエフェクトを使う際に電源が必要になること以外は問題なく使えるので、大した問題ではありません。
ちなみにUSB C to Cで繋ぎたい人はせっかくなのでちゃんとUSB3.1に対応しているものを買いましょうね!(SuperSpeedモードに対応しているので)
このあとも色々な人向けのものを紹介していきますけど、音楽制作者のみならず、ナレーション録りや動画制作者、ちょっとしたオンラインミーティングに使うのでも重宝しますし、全ユーザーにおすすめできる逸品です!
これ買っときゃ間違いない!!(本当にSteinberg社から何ももらってませんからね?w)
要望:金額編
では、ここからは要望別に紹介していきましょう!
とにかく安さ重視!
UR22Cが万人におすすめと言いましたが「そんなお金もないんじゃ~、とにかく録音できれば良いから安いのをくれぃ」という人にはこちら!
BEHRINGER ( ベリンガー ) / UM2サイズも一番小さいし、品質も普通だし、iPadで使いたいとかもなく、ソフトはCubaseとかじゃなくて別の無料ソフトを使うもんっていう人はこれで充分です!
ほんとべリンガーさんは他の製品もだけど、なんでこんなクオリティの高いものを安く作れるんですかねー?
趣味で歌や楽器を録る、パソコンでの通話やちょっとした配信に使う、動画用ナレーションをアフレコするというだけなら全く問題ありません!
ちなみにWindowsの人のみドライバが必要で、ダウンロード場所と設定がちょっと複雑なので注意してください。

「運転手(ドライバ)」って笑いましたw
なお、安いとは言え、これ以上に安いケーブルだけみたいなものは選ばない方が良いし、微妙に高い1万円前後の中途半端なやつにするなら絶対UR22Cにした方が良いので迷うべからず!!
音質重視!低価格編
さて、少しずつ踏み込んでいきますよ~。
初心者を抜け出すと出てくる欲が「良い音で録りたい!」というものですが、そこまで来てしまうともう沼の入口ですw
上を見るとキリがないものの、そんなアナタにとっておきの製品をご紹介しましょう。
MOTU ( モツ ) / M2僕も使っているMark of the Unicorn社(通称モツ)の昨年発売されて話題になった新しいインターフェイスですね。(僕が使っているのはMOTUの828mk3 Hybrid)
これ何が凄いって、この価格のくせにかなり性能の良いプリアンプを搭載しています。
しかもこのサイズ感でフルカラーLCDって、なんで?!って感じw
ぶっちゃけ万人向けインターフェイスにこれを紹介しても良かったくらいだけど、多機能さと価格とユーザーの多さも考えてUR22Cにしたものの、 M2も相当負けていませんし、音質だけでいうと断然上です!(あくまで数値上の話)
こちらもループバック、USB-C、iOS対応は同じですが、出力がTRSとRCAどちらにも対応しているのに拘りを感じますね。
ずっと入荷待ちで僕もまだ実機を触れていませんが、数値だけ見ると確かにこの価格帯のものとは思えないので、かなり期待しています。
持ってる人に聞くと評判も良いですしね。
とは言えこのあと紹介する高級なものに比べればもちろん劣りますが、この2chタイプの価格帯の中では間違いなくNo.1だと思います!
音質重視!高級編
ここまで来てしまったアナタはもう不治の病にかかっているかもしれませんw
ここは追い込みだすとどこまででも行ってしまいますが、スタジオクラスのものではなく、あくまで宅録を想定して、チャンネル数もあえて最小限のものを選びたいと思います。
なお、高級編含む5万円以上のインターフェイスには、上記までで紹介していたようなループバック機能はほとんど対応していないのでご注意ください。
やはりこのクラスのは「録音」が主目的ですからね。
とは言えボタン1つで出来ないだけで、付属のデジタルミキサーでルーティングしたり、仮想オーディオデバイスを使うことで再現は可能ですが、色々ややこしいので、配信目的という人はそういった知識のある人か、自信のない人は音質重視のものより機能重視で選ぶ方が良いと思います。
仮想オーディオデバイスに関するヒントはこちらの記事を参考にしていただけると。
そんなことも念頭においた上で、数値性能だけで言うとこのクラスで最高音質なのでは?と思うのがこちら!
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN X DUO多分どこでも紹介されている気がするので今更感があるとは思いますが、やはりAPOLLO TWINの右に出るものはいないですねー。
まぁこのクラスまで来ると単純な数値比較だけでなく、音の好みも関わってくるので、一概には言えませんけど。
こちらも昨年モデルチェンジしたばかりで、1つ注意点は、Thunderbolt3接続となったのでMacの人は問題ありませんが、Windowsに標準でThunderboltが載っているPCはないと思うので、何かしらの方法で拡張しないと使えないということです。(Macも機種が古かったらダメです)
どちらのOSもサポートはしているようですが、どちらかというとMac用という感じでしょうね。色もわざわざスペースグレイに合わせてきていますしw
そんなAPOLLO TWIN Xの特徴は「デジタル環境でのアナログの追求」です。
そのためのUnisonテクノロジーだったりUADプラグインがあったりして、それらを掛け録りすることで、自宅でパソコン直刺しなのにスタジオで録音しているかのようなサウンドを再現する、というのを狙っている感じがします。
なので、すっきりクリアでパキっと明るく硬い音というよりは、丸くて温かみのある重心の低いコシのある音が欲しい人はこれを選んで間違いないでしょう!
まぁそれももちろん何万円もするUADプラグインを駆使しての話ですけどねw
めちゃくちゃ音は良いけど、足を踏み入れたら二度と抜けられない罠みたいな仕組みになっているので、覚悟して導入してくださいww
ちなみに高級編はここで終わりません!
先程も書いた通りAPOLLO TWIN Xの質感を好まない人もいると思うので、APOLLOと同価格・同レベルで、これぞデジタルの真骨頂というのがこちら!
RME ( アールエムイー ) / Babyface Pro FS数値性能はAPOLLOとほぼ同等スペックで、接続はUSBのため、Windowsの人が良く使っている印象がありますね。
実は何気に今年の頭にモデルチェンジしていて、見た目は変わりませんが、Babyface ProからBabyface Pro FSとなりました。
音はAPOLLOと逆ですっきりクリアでパキっと明るく硬い音なので、最近の曲っぽいジャキジャキしたギターの音とかが好きなギタリストはこっちの方が良いかもしれません。
あとヘッドホンアウトがフォンとミニプラグの2つあるのも良いですよね。
APOLLOと違ってバスパワーで駆動しますし、持ち運び用のハードケースまで付属しているので、ちょっと出先で作業したい時にも良さそうです。
音の良いものを選ぶ!ということであれば上記のどちらかで良いと思いますが、同じテーマでもう2つ高級なやつを紹介させてください。
それがこちらの2つ。
ANTELOPE AUDIO ( アンテロープオーディオ ) / Discrete 4 Synergy Coreどちらも4つのマイクプリ備えたモデルでほぼ同価格なので、マイク録りする機会が多くて、APOLLOやRMEでは入力が足りないという人はこういうのも良いかなと。
数値性能は微妙に落ちますが、聴感で分かるレベルではないと思います。
アンテロープの方が少し高いのは、ヘッドホンアウトが4つもあって、USB & Thunderbolt2の両対応、更にはFPGAプロセッサとDSPチップ搭載して、UADのように独自プラグインを使う仕組みを採用していたりするせいでしょう。
どちらとも昔から評判が良いので、使い勝手も考えて、この2つも候補に入れてみてはいかがでしょうか!
用途:機能編
高級編が少し長くなりましたが、ここからは少し趣向を変えて用途に合わせた提案をしていきましょう。
ギタリスト・ベーシスト向けインターフェイス
まず最初はギターやベースを扱う人におすすめしたい製品です。
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / AXE I/Oパッと見はどこにでもありそうなインターフェイスの見た目をしていますが、発売当初からその画期的な仕組みにギタリスト&ベーシストが湧きました。
大きな特徴はフロントパネルにあるピックアップに合わせたPASSIVEとACTIVEスイッチ、わずかな倍音成分を付加するJFETと全く味付けをしないPUREスイッチ、そして極め付けは楽器ごとにインピーダンスを合わせられる可変式のZ-TONEつまみ、これらのおかげで楽器のポテンシャルを最大限に発揮した録音ができるという点です。
知らなかった人は是非一度動画とかでその効果を確かめてみてください。
その他にもリアンプするためのAMP OUTが用意されているのも、まさにギタリスト向けという感じがしますよね。
ちなみに、AXE I/O SOLOというチャンネルが少ないものも発表にはなっていて、2020年春発売となっていたのが遅れているようですが、もう間もなく発売になると思うので、もし発売されればそっちでも充分な気がします。
追記:2020年8月7日、AXE I/O SOLOが発売となりました!
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / AXE I/O SoloUSBバスパワーになって使用の手軽さも増し、サイズも少し小さいので、入力が少なくて良い人は圧倒的にこちらを選ぶべきです!!
もちろんお金に糸目を付けないのであれば先程紹介したAPOLLO TWIN Xもギタリスト・ベーシストには超おすすめですけどね!
品質が高いだけではなく、追加購入するUADプラグインの質がめちゃくちゃ良いので。
特にベーシストはベース専用のアンプシミュレーターって少ないと思うんですけど、UADのベースアンプシミュレーターは数も多いし、メーカーともしっかり共同開発しているので、皆さんお気に入りのあのアンプやあのアンプがきっとあると思います。
個人的にはEDENのWT-800が一番好き!
ドラム録音用インターフェイス
続いてはドラマー向けのインターフェイスをおすすめしましょう!
ドラムって宅録が出来ないせいか、唯一のアナログ楽器なせいか、あまりこの手の機材に手を出している人を見たことないですが、こういうところで差をつけて、マイキングやミックスを勉強したり、音の良い演奏動画を撮ったりできたらモテると思うんですが、そんなことないですかね?w
ドラムの録音が前提となるとマイクを8本は立てるので、マイク入力が8つあるものを選ぶ必要があって、そういった条件の中でコスパと便利さで言うと僕は昔からこれを推しています。
ZOOM ( ズーム ) / R16ちょっと懐かしい見た目をしていますが、こちらは単体でもMTRとして使えるインターフェイスになっているので、スタジオにパソコンを持って行かなくても録音が可能なところが大きなポイントですね。
しかも薄くて、軽くて、まぁまぁ安い!
かなり古い製品ですが、ロングセラーな逸品です。
「いや、せっかく買うなら新しいやつが良い!なんならiPadでも使えるやつ!!」という人はこちらを!
TASCAM ( タスカム ) / US-16×08これはほんとこのサイズ感(大きいって意味ね)でiPadでも使えるのが特徴で、最近だとパソコンは高いしそこまで必要じゃないけどiPadならって人も多く、特にドラマーの人でがっつり楽曲制作までは…って人ほどiPad派が多い印象なので、そんな人に是非おすすめしたいインターフェイスとなっています。
これとAKGのドラムマイクセットを買えば、明日から個人練習時に高品質なドラム録音が出来ちゃうんだから!
AKG ( アーカーゲー ) / DRUMSET SESSION合わせて買って、是非色々試してみてください。
マイクの位相問題とかめちゃくちゃ奥が深いので!
あとiPadには対応してないけど、もう少し小ぶりなやつだったらコレとかもおすすめです。
ROLAND ( ローランド ) / OCTA-CAPTURE UA-1010こう見えて背面にも4インプットあって、計8インプットあるんですよ。
しかもこちらはコンボジャック(フォンもキャノンも入力できる)なので、ドラム録音以外の用途にも使いやすいですよね。
ROLANDは新製品のRubixシリーズがiPadにも対応してるので、Rubixでこのタイプのものを出すか、OCTA-CAPTUREがiOSに対応したら需要を独り占め出来そうなんですけど、どうなんでしょうROLANDさん!!w
歌&ゲーム配信・動画制作者向けインターフェイス
最後は音楽から少し離れて、配信や動画制作を行う人におすすめのインターフェイスを紹介していきましょう!
まずは配信という文化が根付きだした頃から不動の1位に君臨しつづけているこちら!
YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03本当に不動の人気なので見たことある人も多いかもしれませんね。
これ何がそんなに良いって、まずは単純に安価なこと、そしてループバック機能も備えているのでBGMやパソコンの音を配信先に送るのが楽、更にはエフェクトスイッチがついていてコンプやリバーブといった簡易なエフェクトをかけるのが容易、という配信において必要な要素をコンパクトながらほぼ兼ね備えているのが人気の秘訣だと思います。
もちろんiPadにも対応しています。
また、メインチャンネルのボリュームがつまみじゃなくフェーダー式なのも上げ下げがしやすく、視認性も高いのが良いんだと思いました。
その昔は限定の初音ミクモデルなんかが出て話題になったことも大きいかもしれません。
レビューもたくさん出ていたり、ユーザーも情報も多いので、とりあえずこれを買っておいて間違いはないという感じでしょう!
マイクと楽器が繋げる設計になっているので、特に歌系の配信をする人に向いている製品です。
まぁただAG03は人気なだけあってモデルチェンジしておらず、かなり古い機種ではあるので、新しいものが良い!そしてゲーム実況などを行う人にはこちらをおすすめしたいです。
TC HELICON ( ティーシーヘリコン ) / GO XLR少し値段は張りますが、新しいだけあってめちゃくちゃ色んなことが出来ます。
出来過ぎてこれだけで1記事書けるレベルなので、深く知りたい人はこのレビュー動画が分かりやすかったので観てみていただけると!
軽くご覧いただいても分かる通り、まずそもそも独立したチャンネルフェーダーが4つもあって、それぞれに音をアサインできるのはもちろん、それらがワンボタンでミュートができ、尚且つデジタルフェーダーになっているので、全ての設定を保存できて、その後どれだけ設定値を変えても寸分違わず元に戻せますからね。
それ以外にもボイスチェンジなんかも出来ちゃう6種類のボーカルエフェクトと、登録した効果音等を即座に流せるサンプリングパッドまで兼ね備えているので、正に生配信に特化したインターフェイスと言って良いでしょう。
まぁ色々出来る分、使いこなすのが大変そうに見えるかもしれませんが、ほぼ出来ないことがないので、既に配信を長くやっていて「あんなことできたら良いな~」という欲が出てきた人におすすめしたい製品です!
あと何気に光るカラー設定まで好きに変更できるのが厨二心をくすぐりますw
ちなみに今年に入ってから、これのフェーダー部分だけが独立したGO XLR miniなるものも新発売となりました!
TC HELICON ( ティーシーヘリコン ) / GO XLR miniボーカルエフェクトや効果音の再生等はできませんが、ただゲーム配信するだけであればこれでも充分ですね。
配信とかでOBSの音設定に悩んでいた人なんかはこれで一発解決できるので、今後流行る気がしています。
ただ、本当に残念ながらGO XLRの専用アプリケーションがWindowsのみでしか使えないので、Macユーザーの人は買ってもまともに使えませんので悪しからず…。(まぁゲーム配信をする人はほとんどがWindowsユーザーだと思いますけど)
そして、最後の最後に動画制作者向けのインターフェイスを紹介して締めたいと思います。
それがこちら!
ZOOM ( ズーム ) / U-44最初に2chのインターフェイスでUR22Cより安いと書いたもう1つがこのU-44ですね。
まずその通り価格が安いのと、手持ちも出来るハンディタイプであること、更にオプションのマイクを購入すればケーブルを繋がずに音声録音できるのが特徴となっています。(下記以外にも色々なタイプのオプションマイクがあります)
ZOOM ( ズーム ) / XYH-6また、ヘッドホンとスピーカーへの出力系統が別になっていて個別で音量調節ができるのとミュートスイッチが付いているのも良くて、ヘッドホンでの編集に疲れたらすぐにスピーカーに切り替えられるし、スピーカーへのアウトもTRSだけじゃなく、パソコン用のスピーカーによくあるデジタル接続でのS/PDIFやOpticalによる入出力が付いているのもポイントです!
さいごに
というわけで、最新のオーディオインターフェイス事情、分かっていただけましたでしょうか?
思ってたよりあんまり進歩してなかったって??そんなこと言わないでーww
一般社会からすると相当ニッチなジャンルなんですよ…。
でも自粛やテレワークの影響もあり、今はどこもかしこも売り切れ続出していて、上記で紹介したリンクもほぼ入荷待ち状態なのが驚きです。
こういう需要があると技術は更に発展していくので、今後は一気に進化していくかもしれないと思うと期待しちゃいますね。
また数年後に改めてまとめ直しましょうか!
皆さんも色々調べて是非使いこなしてくださーい!!