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【比較レビュー】BeatsXとBeats Flexの違いを徹底検証|iPhone用Bluetoothイヤホン

投稿日:2020年10月27日 更新日:

先日Amazonのプライムデーセールにて、何か欲しいな~と探していたところ、なんとBeatsのBluetoothイヤホン『BeatsX』が半額になっていたので思わず買ってしまいました!

定価1万円のイヤホンが半額ってなかなかじゃない?!

Beats|BeatsX ワイヤレスイヤフォン MTH52PA/A ブラック (整備済み品)
beats by dr.dre

Twitterでもおすすめしたらあっという間に完売してましたねw

まぁ実はこれがAmazonの壮大な罠とはこの時はまだ気付かず、ウキウキ気分で届いたイヤホンを試して満足していたわけですが、ちょうど同時期にAppleの方で新製品の発表もあって、どのiPhoneを買おうかと悩んでいたところ、衝撃的なものを発見してしまいました。

なんやこれ、見た目が買ったばかりのBeatsXとそっくりで、定価がそもそも半額なんだが…?!

と慌てて調べてみたら、なんとプライムデーの次の日にBeatsXの後継機として新発売されていたモデルでした。。。

嘘だろ?!やられたーww

って最初は思ったんですが、もちろんAmazonもこれを知っていたわけではないと思います。

よくよく調べてみるとBeatsXは昔からよくAmazonで半額セールをやっていたようで、今回はたまたまそのタイミングが被ってしまったみたいですね。

おそらく僕のツイートを見て同じように購入した人もいると思いますが、それはマジでごめん!w

新iPhone発表の前日にWEB版のApple Storeから社外製のイヤホンやヘッドホンが消えて、こりゃAirPods Studioの登場では?!と噂されていましたが、Beats Flexだったんかい!っていうねw

そんなこともあり、今回まんまと最悪なタイミングで買ってしまったものの「後継機なんて言われたら気になっちゃうじゃん~」ということで、皆さんへの謝罪の念とブロガー魂を見せつけるべく…

こっちも買いましたww

いよいよブロガーっぽくなってきましたねーw

まぁ今年はこのブログで相当稼がせてもらってるんでね、まだまだいきますので!(何の宣言w)

というわけで、無駄にイヤホンが2つになってしまいましたが、新作の『Beats Flex』が気になってる人も多いと思うので、後継機と比較しながらレビューしていっちゃいましょう!!

BeatsX & Beats Flex 比較レビュー

外観比較

先にBeatsXから届いたので、イヤホンなのに大きな箱に入っててさすがBeatsだなぁと思っていたら、後からBeats Flexが届いてびっくり。

箱小っちゃ!

これ多分なんですけど、iPhoneも今年エコのために箱を小さくしてて、そういった流れに沿っているんだと思います。

BeatsXはイヤーピースもプラスティックケースに入っていましたが、Beats Flexでは外装フィルムはおろか、中身は全て紙素材でしたし。

箱の形状とかもとても工夫されていました。

まずそんなところから違いを感じたわけですが、後継機だけあって、本体の見た目はほとんど一緒です。遠目から見たら分からんくらい!

大きな違いはBeatsXではマイク兼コントローラーだったRemoteTalkなるものが無くなっているのと、ロゴの色が赤いくらいなものです。

※左がBeats X、右がBeats Flex

並べてみてもこのようにパッと見は分かりませんよね。

細かいことを言うとパーツの形状が違ったり、RemoteTalkがなくなった分Beats Flexの方は首に掛けるところがマイク兼コントローラーになっていたり、もちろん変更点はありますけど。

調べてみるとBeatsXではこのRemoteTalk部分から断線する報告も多かったようで、それで言うと余計なパーツがなくなって、ただただ改善されたのは有難いアップデートと言えるでしょう。

機能比較

実際に使用する前にまずは充電からですが、ここでも両者には大きな違いがあります。

ひとつは充電コネクタの形状がBeatsXはLightningBeats FlexはUSB-Cになっていることです。

iPhoneユーザーからすると同じLightningケーブルで充電できるXの方がケーブルの使い回しができて良いなと思いましたね。

個人的に今とにかく家に色々な電源ケーブルがありすぎて、少しでもスッキリさせたいのでw

あと、最近のiPhoneではない人はそもそもUSB-Cの電源アダプターを持っていない人もいるかもなので、そこは注意しましょう。(新型のiPhone12以降はアダプターが付属しないので更に注意)

もし別途購入する場合は急速充電に対応しているものがおすすめです。びっくりするくらい早く充電できちゃいますから。

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僕みたいに色々なデバイスを持ってる人は上記のようなUSB CにもAにも対応している口の多いものが良いかもですね。(急速充電はUSB PDやIQ対応というものを選べばOK)

もう少し予算があってUSB CとAが2口ずつある方が良い方はこちらを。

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ちなみにバッテリーに関してはBeatsXが最大8時間再生なのに対して、Beats Flexは12時間再生と飛躍的に伸びたものの、急速充電(Fast Fuel機能)においてはBeatsXが5分充電で2時間再生で、Beats Flexは10分充電で1.5時間再生となっており、実はBeatsXの方が高い性能となっています。

とは言え、5~10分だけ充電するというシチュエーションがほぼないため、その実感はあまりなく、どちらも早く充電が終わる印象です。

ざっくり測ってみたところ、急速充電でBeatsXは40分Beats Flexは70分でフル充電という感じでしたね。(Beats Flexの方が容量が大きいから当たり前と言えば当たり前ですが、やはり速さはXの方が上)

その他に違う点は、 今回Beast Flexに新搭載された自動再生・自動停止機能です。

これはiOS14と共に使える機能で、イヤホンを耳から外し、左右をマグネットでくっつけると流している映像や音楽が自動で止まってくれるというものになります。

自動で止まるというより、イヤホンがスリープ状態に入り、デバイスとの接続が中断されるという感じですかね。

そして、再びマグネットを離すとすぐに接続されます。

個人的にはこの機能が一番素晴らしいと思っていて、そもそも皆さん、Bluetoothイヤホンを外す時にいちいち電源って切ってます?

僕は基本的に1日中電源を入れっぱなしなことが多いんですが、BeatsXだと待機電力でもそこそこ電池を食っている感じがあって、それでいて連続再生8時間なので、あんまり使ってないのに割と早く電池切れになると感じていたんです。まぁいちいち電源落とせやって話なんですけどw

それに対してBeats Flexは電池容量の向上とこの機能のおかげで待機電力を食っている感じがかなり軽減されているっぽくて、体感で電池持ちが良いなぁと感じてしまったので、これはもうXには戻れませんw

ちなみに、この機能のせいもあってBeats FlexはiPhoneとの接続時にiOSアップデートを促されます。(iOS14.1以上が推奨環境)

こういった表示が出るのもAppleのW1チップを搭載していて、iOSとリンクしているからで、接続するとこのように充電表示もされ、アイコンもちゃんとBeatsのマークが付いています。

これに関しては両者とも共通で、iPhoneの近くで電源を入れれば本体画像と共に接続画面が出てきて、一瞬でペアリングが完了するのはとってもスマートでした。

追記:その後AirTagの発売に合わせたiOS14.5のアップデートで、なんとBeats Flexが「探す」アプリに表示されるようになりました!

これもW1チップのおかげかと思ったのですが、BeatsXの方は出てこないので、また別の仕組みなようです。

首にかけるため失くしづらいとは思いますが、個人的にはかなり嬉しいアプデでした!

あと特筆している点で言うと、対応しているイヤホン同士であれば1つのデバイスから2つのイヤホンへの同時再生が可能で、Beats Flexはそれに対応しています。

まぁそれが必要なシチュエーションがほとんど思い浮かびませんけど、飛行機とか電車内で友達と一緒に映画とかを観たりするのには良いかもですね。

音質比較

さてさて、細かい性能はそりゃ新型の方が良いに決まっていますが、イヤホンの一番大事な部分は機能じゃなくて『音』でしょうよ!ということで、音質にも着目していきましょう。

これほんとに正直な話、先に届いたBeatsXを使ってみた感想は「音、悪ぅ…」でした。

いや、悪いというよりは、音が軽く、高域がチリチリしてる感じで、申し訳ないけど、これが定価1万円だとしたら結構ヤバいと思っちゃいましたw

今だと中華製のイヤホンでもっと安くて音が良いものが沢山ありますからね。(それはそれで電池の持ちが悪かったりしますけど)

決して変な音じゃないし、ちゃんとミックスされてる音楽とかを聴く分には普通っちゃ普通なんだけど、YouTubeとかの音声を聴くと、特に音が悪い音声のものが、より悪く聴こえるみたいな感じです。

個人的にはあの音が潰れて聴こえる高音のチリチリって苦手なんですよね…。

こりゃBeat Flexの方も値段安くなっちゃってるし、大して変わらんのちゃうん?って全く期待してなかったんですが、そこはちゃんと改善されていました

こっちの方が断然好き!!

同じYouTube音声も聴いてみたけど、変なチリチリ無くなってるし。

やるやんBeats。(何様w)

とは言え1万円でXを買った人がいたんだとしたらちょっと可哀想かなw

逆にFlexは高域が物足りなくてこもったような印象と言っている人もいましたけど、ローが出ると相対的にそう聴こえるかもですが、安っぽいハイのチリチリが出るより僕はよっぽど良いと思いますけどね。

重心低めな音で長時間聴いても疲れない系の再生周波数帯域って感じです。

低域がガンガン出てるって感じでもなく、この辺りは好みが分かれそうですが、ネットで買うとなると視聴も出来ず勘で買うしかないので、色々な人のレビューを参考に検討してみていただけると。

まぁ音に関してはあんまり期待しない方が良いかなw

個人的にはそこまで気にしませんけどBluetoothイヤホン特有のホワイトノイズも普通に鳴ってますし、ノイズキャンセリング等の機能もありませんので。

ちなみにマイク性能に関しては、どちらも特に差はなく、これも通話する分には必要十分ですが、iPhoneの純正イヤホンマイクと比べると指向性は狭く、クリアで良い音とは言い難い印象でした。

不満点

そんな高評価なBeats Flexにも一点だけ不満点があります

それは

ケーブルが長すぎる

ということ。

ネックバンドがあるタイプのものは割とこういう傾向にあると思いますが、外した時にイヤホンが溝落ちくらいまでぶら下がるのがちょっと邪魔だなって印象です。

これはXもFlexもほぼ同じ長さなので同様にって感じですが。

まぁこれ以上短くすると装着時にネックバンドに引っ張られて、それはそれで気持ち悪そうなので、難しいところですけどね。

同じように気になる人もいるかもなので、一応記載しておこうかなと。

さいごに

いかがだったでしょうか?

最後にせっかくなので比較表でまとめておきましょう。

BeatsX・Beats Flex比較表

BeatsXBeats Flex
充電コネクタLightningUSB-C
最大再生時間8時間12時間
Fast Fuel機能5分で2時間再生10分で1.5時間再生
フル充電時間約40分約70分
自動再生・停止×
Apple W1チップ
2イヤホン再生×
音質
ノイズキャンセリング××
価格(税込定価)10,780円5,940円

このような違いがあって、定価で比べたら半額の差があるので、今購入するのであれば間違いなくBeats Flexをおすすめします!

色も下記のように4色から選べますからね。

自分の中で今年のAppleは「青の年」なので一瞬青と迷いましたが、あまりに鮮やかな青だったのでチキって無難な黒にしちゃいましたw

Apple Store – Beats Flex

いや〜まさかいきなり半額になるとはね…。企業努力ですなぁ。

追記:悲報!2021年9月28日、なぜかApple StoreでBeats Flexの価格が約2400円値上げされ、8,400円(税込)になりました。下記Amazonリンクではまだ以前の価格で購入できるので、買うなら今です!!

ちなみに、画像にもある通りBeats FlexはApple Store限定販売なので、今のところ他の代理店で購入はできません。(Apple Storeの入っている電気店であれば購入可)

例えばこちらは楽天で販売中のヤマダ電機のリンク。

Beats by Dr.Dre MYMC2PA/A Beats Flex ワイヤレスイヤフォン Beatsブラック

価格: 5,940円
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感想:0件

そしてその後、とうとうAmazonでもBeats Flexの販売が開始されました!

ポイントも付くし、Appleで買うよりほんの少し安いです!!

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皆さんが良く使う販売サイトに合わせてお選びいただければ。

多分この先Amazon等ではBeatsXの在庫処分セールが頻繁に行われそうですが、僕のように割引率に惹かれて購入しないようお気をつけくださいw

2000円とかにならない限り、あえてBeatsXを選ぶ理由はないと思うので。

最初にも言いましたが、僕と同じように前回のプライムデーで購入してしまった人は、諦めて使い続けるか、Beats Flexを買って、Xは誰かにプレゼントしちゃいましょうww

というわけで、話題のBeatsイヤホンの比較レビューでした!

検討していた方の参考になれば幸いです。

それではまた〜。

おまけ:Beats FlexがMacに接続できない時の対処方法

しばらく使ってみて、ちょっと引っかかる問題があったのでここに追記を。

W1チップを搭載しているBeats Flexは同じアカウントでログインしているAppleデバイスを認識するため、いちいちペアリングしなくても2台目以降は勝手に認識してくれているため、iPhoneからiPad、そしてMac等へとBluetooth接続の切り替えを行うだけで、すぐに接続が可能になるという利点があります。

僕もその認識でいて、iPhoneからiPadへはとてもスムーズに切り替えができ、動画視聴に役立っていたのですが、ある日Macに送られてきた動画を観ようとBeats Flexを選択しようとしたところ、接続機器の一覧には表示されていて選択できるものの、その後接続状態の読み込みが延々とクルクル回るだけで、一向に接続出来ないという問題にぶつかりました。

一度Macから機器を削除したり、PRAM(NVRAM)リセットやSMCリセットを試みるも、全くダメ…。

どうなってんねん…と一瞬焦ったので、解決方法を載せておこうと思います。

その方法は

一度iPhoneから機器の削除を行い、Macと接続してから再びiPhoneと接続する

ことで双方向への行き来が可能になりました。

なぜそうしなくてはいけないかの理由は掴めませんでしたが、恐らくこれで問題なく繋がるはずです。

ちなみにiPhoneでの機器の削除方法は、設定アプリからBluetooth項目に入って、Beats Flexの右にあるインフォメーションマークをタップし

次ページの一番下にある「このデバイスの登録を削除」にて削除可能です。

この手順を行なった後に、今度はMacの方で環境設定からBluetooth項目に入って、こちらも一度Beats Flexを削除してから再度接続してください。

Beats Flexは電源ボタンを長押しすると電源ランプが白点滅して初回のペアリングが行えますが、僕はMacとの初回接続時はなぜかBeats Flexとは表示されず、英数字の羅列が表示され、それを選択するとパスコードを求められたので、もしそうなった場合には「0000」(ゼロ4つ)と入力すれば大丈夫です。

その後はBeats Flexの電源を落としてからもう一度電源を長押ししてペアリングモードにし、再度iPhoneと接続しましょう。

それが無事に繋がればMacとiPhoneも簡単に行き来できるようになります。

同じようにつまづいた人は一度お試しください。

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