当ブログ二度目となる食レポは、今話題の覚王山フルーツ大福『弁才天』です!
弁才天?っていう人もいれば、そもそもフルーツ大福とは…?という人もいるかもしれませんね。
実は近年空前のフルーツブームで、その火付け役となった「フルーツサンド」なんかはとうとうコンビニにも並ぶほど一般的になりました。
SNSとの相性も良く、その美しい見た目から写真映えすることもブームの一因なんだと思います。
そんな流れからヒットしたのが今回のフルーツ大福!
簡単に言えばフルーツサンドの大福版と思うと想像しやすいかもしれません。
まぁフルーツの入った大福と言えば「苺大福」が昔からありますが、従来の苺大福とも少し違っていたり、苺以外にも様々なフルーツが大福になっているのがフルーツ大福の特徴です。
じわじわと流行ってきているものの、まだ食べたことがない人も多いんじゃないかと思うので、是非この記事で予習していただいて、気になった人は食べてみていただけると。
そんな話題のお店をレポートしていきましょう!
目次
覚王山フルーツ大福 弁才天とは
まずはそもそもこの「弁才天」というお店の紹介からさせていただくと、こちら僕の出身地でもある愛知県の覚王山(かくおうざん)発祥の大福屋さんで、和菓子屋さんと聞くと勝手に創業50年とか老舗なイメージがあるかもですが、なんと令和元年創業の出来たてホヤホヤのお店なんです!
にも関わらず、この3年間でオープンした店舗数は75店舗!!(※初稿時現在)
破竹の勢いとはこのことよねw
まぁそのくらい爆発的に店舗が増えているのにもカラクリがあって、全てを直営にせず「暖簾分け」の仕組みを上手く作って増やしているとのことで、その経営戦略についても注目されているわけなんですが、そんなお店を手掛ける社長の大野淳平さんは現在33歳。
その若さも注目されている理由の1つなのかもしれません。
ちなみに僕が弁才天を知ったきっかけも、経営者として紹介されていた大野さんをYouTubeの街録chで観たのが最初でしたw
※めっちゃ面白いので是非。
同郷の人でこんな凄い人が出てきてたんか!という驚きもありつつ、人柄も人間味に溢れていて魅力的で、そんな人が作ったフルーツ大福を一度食べてみたいと思ったんですよね。
本店は名古屋ですが、幸いなことに東京はかなりの数出店があって、ちょうど近くに行った時にタイミングよく購入することが出来たので、せっかくだからブログネタにしちゃおうっていう魂胆なわけですw
フルーツ大福の紹介と実食
というわけで購入してきた大福がこちら!
大きさがまちまちなのは様々なフルーツが包まれているからで、今回はキウイ、温州みかん、マンゴー、完熟パイン、あまおう、シャインマスカットの6つを選んできました。
あまおうとシャインマスカット以外は通年置いているようなので、最初に選びそうなオーソドックスなチョイスなんじゃないかなと。
ちなみに僕が行ったお店にはそれ以外にも7種類のフルーツがあって、お昼頃に行ったにも関わらず「柿」と「せとか(高級みかん)」は既に完売していました。
やはりその季節のフルーツは人気なのかもしれませんね。
めちゃくちゃ並んでるというわけではなかったものの、僕の前にも1人買っていて、僕が購入後には次のお客さんが来てという感じで、常に客足が途絶えていなかったので、希望のフルーツをゲットするには早い時間に行くことをおすすめします。
なお、公式ページを覗くとそれ以外にもフルーツが紹介されており、全20種類が季節によってあったりなかったりするみたいです。(僕が行ったのは1月ですが、夏〜秋となっているシャインマスカットはあったので、必ずしも表記されている季節通りではありません)
全商品一覧
https://benzaiten-daifuku.jp/fruit
こうして見ると、苺以外を大福にしようなんて誰もが一度は考えそうなものですけど、水分量とか、餡との兼ね合いとか、カットの仕方とか、様々な問題があったようで、そこを見事にクリアして尚且つ写真映えする仕上がりに出来たのが大きいですし、それを実際に行動に移してお店として出したっていうのが凄いんですよね!
普通思いついても上手くいかなかったり、上手くいったとしても本当にお店として出すなんてなかなか出来ませんし。
しかもこれまで和菓子販売すらやったことないって言うんだから驚きです!
そこから更に味を変えずに安定供給して、それを全国70店舗以上に増やすって、なんか想像にも及ばない苦労があるんでしょうね…。
まぁそんな味と関係のない僕の感想はさておき、さっさと食べましょう!w
これといった正しい食べ方があるわけではありませんが、箱の中には大福の他にこれが入っています。
そう、「糸」です。
この糸を使って下記のように大福を切ることでフルーツの断面を見せるというのが、この大福を広く流行らせることになった最大の発明でしょうね。
こんな細い糸一本でほんとに大福がキレイに切れるの〜?って思うんですが、ちゃんと切れるのでご安心をw
また、ご丁寧に「みかんだけはこう切ってね」という別紙も入っています。
断面がキレイに見えるように横から切れよってことですね。
そういったことが分かったところで、早速1つずつ食べていきましょう!
まずは王道の苺(あまおう)から!
映えてるよね〜w
しかも見てお分かりの通り、弁才天のフルーツ大福は全て「白餡」なんです。
苺大福と言えば個人的には黒餡なイメージなので、それだけで新しい感じがしました。
しかもこの白餡、かなり薄っすら入っているだけで、ほとんど苺ですw
従来の苺大福を想像して食べるとあんこの味が感じられないので少し物足りない気もしますが、当たり前ですけど苺が美味しいので、美味しいです。(なんて食レポだw)
じゃあ苺を食べれば良いじゃんってのはその通りなんですが、もちろん周りの求肥(ぎゅうひ=大福の皮の部分)との相性も良いので、ただの苺とは一味違います。
これが流行りのフルーツ大福なのね〜って感じ。
続いて!
多分これが覚王山フルーツ大福の代表ではないでしょうかね。
SNSでもこれを切って断面を見せてる動画がバズってるのを見かけましたし。
ただ、そんなみかんはご存知の通り他のフルーツよりも水分量が多くて、購入後1日経ってから食べたせいもあってか、周りの求肥が少し水っぽくなってしまって、めっちゃ切りづらかったです。
生モノなので消費期限も2日と短いですが、水分の多そうなフルーツはなるべく当日中に食べてしまう方が良いと思いました。
あとみかんの場合は白餡が真ん中に入れてあるのもポイントでしたね。
果汁じゅぶじゅぶで普通に美味しかったです。
お次はこれ!
今回の中で最もサイズが大きいキウイ!!
これも大福とは思えない見た目してますよね。
みかんほどではないものの、いちごよりは水分多めって感じですが、柔らかいのでキレイに切れました。
もちろん美味しいんだけど、キウイ丸々1個はなかなかの量で、食べ応え満天って感じ。
例によって白餡はほとんど感じず、求肥と相性が良いのかは…食べれば食べるほど段々分からなくなりますねw←
4つ目はこちら!
画像だけだと一見何か分からないかもですが、こちらはマンゴーです。
マンゴーってフルーツ単体としても普段あまり食べることがないですけど、思ったより水分量多めなんですね!
こちらも結構ブヨブヨになってしまっていたので、みかんと共に買った日に食べることをおすすめします。
味はマンゴー。←
やっと5つ目!
ちょっと汚くなってしまっていますけど、マスカットは注意しなくてはいけないポイントがあります。
それはみかん同様切る方向を気をつけるというものです。
そう、丸いのでどっちが上か分かりづらくて、皮もそのまま付いていることもあって、横で切ろうとすると切れないんですよね。
僕も最初分からずに切ろうとして全然切れず、方向を変えて縦向きに切ったら切ることが出来ました。
そのせいで求肥がぐちゃぐちゃになってしまったので、なんとか元に戻したのが上の画像ですw
これ、みかん同様注意書き入れといた方が良いような…。
そして最後はこれ!(マスカットの味の感想はいずこへw)
パイナップルですね。
実はこちらもパインの繊維に対して横に糸を入れると切れないので、マスカットよりは形的に方向が分かりやすいですが、輪切りにするイメージで糸を入れましょう。
個人的にパイナップルが好きだからかもしれませんが、パイナップルと白餡と求肥って想像より合う気がしました!
やっぱり苺大福同様、酸味のある果物の方が甘い餡と合うのかも?
あと大きさも苺に近いし、このくらいのサイズ感なのがそう感じさせる理由かもしれません。
餡と求肥がフルーツに負けてないって感じで、これはかなりおすすめです!
さいごに
という感じで、食レポというよりはそれぞれの水分量と切り方のレポートになってしまいましたがw、真面目に言うとどれもフルーツがちゃんと美味しいので、そういう意味でハズレはないと思いました!
実はこれまでフルーツサンドなるものも色々なメーカーのを食べているんですが、話題のお店のものでもフルーツの味が薄いのとかありましたからね〜。
まぁもしかしたらそれも季節や旬、フルーツの出来によるのかもしれませんけど、美味しいところのはやっぱりいつ食べても美味しかったので、仕入れてるフルーツのグレードも多少関係しているのかなと。
とは言え自然由来のものだから味にブレはあるでしょうし、感じ方も人それぞれで、調べると「まずい」とレビューしてる人もいるので、一概には言えませんけどね。
あとはこういったフルーツを「大福で食べる価値があるか」ということに尽きると思いますw
なんてったって今回の大福たち、下記のような価格ですからね。
- キウイ – 650円
- 温州みかん – 650円
- マンゴー – 680円
- 完熟パイン – 550円
- あまおう – 780円
- シャインマスカット – 460円
たった6つ買って合計3,770円は痺れるでしょ?w
そりゃ儲かりますわ〜ww
比べるものじゃないかもしれませんが、フルーツサンドはもう少し高いもののサイズが大きくて満足感がありますし、そうじゃなくても美味しいフルーツが食べたいなら、フルーツ単体で購入すればもっとリーズナブルなわけですし。
そんなこと言ったら元も子もないんですけどねw
もちろん白餡と求肥の絶妙なコンビネーションはこれでしか味わえないので、苺大福同様、それが無性に食べたい!って時に食べるって感じでしょうか。
今回初めて食べて、今後二度三度食べるかと言われると価格が高価なこともあって自分ではなかなかないかもですが、だからこそ差し入れとか贈答用には喜ばれるんじゃないかなと思いましたね。
公式ページからはオンラインでの配送も出来るので、遠方にお住まいのご家族やご友人には是非贈るのが良いんじゃないかなと。
通信販売
https://benzaiten-daifuku.jp/category/item/
※オンラインの場合は中身を選べないので注意。
そんなわけで、今回は今話題のフルーツ大福を食べたという報告をしたかっただけでしたw
気になった方は是非!!
また次回にお会いしましょー!
ちなみに旬は過ぎてしまいましたが、前回の食レポも興味があれば読んでいただけると!
モスはモスで実は今現在は新味としてチョコ食パンも始まったんですよね〜。機会があればまた食べて記事にするかも!