2019年、とうとうネット無しには生きていけない時代になってまいりました。
そんな中、家のWi-Fiがなんか調子悪くて、繋がってるはずなのにブラウザの表示がすぐにされなかったり、動画が止まったり、ゲームがもの凄くラグかったりと、ここ最近になってそんな現象が頻発して、もの凄いストレスでした。
原因はこいつ。
Apple党の僕はWi-FiルーターももちろんAppleのものを使っていたんですが、これも2004年発売の製品で、とっくに生産完了品のもはや化石レベルの代物w
でも去年くらいまでは平気だったのにどうして急に?って話なんですが、恐らく接続台数の増加とそれぞれのスペックアップのせいだと思います。
去年iPhoneXSに買い換えて古いiPhone7がiPod&ゲームのサブ機になって、MacBook Proも新たに仲間に加わったり、そこにiPadでの動画視聴と、もちろんiPhoneXSも繋いでいて、さらにはそれらの性能がちょっとずつ上がっていることから、動画やゲームをするにしても以前よりも容量の大きいものを見られるようになりましたからね。
にも関わらずAirMac Expressの通信規格はIEEE802.11b/g で、周波数帯も2.4Ghzのみ、最大転送速度は54Mbpsと、現代では考えられないほど弱々しいスペックなので、そりゃ快適なはずがないわけですw
目次
買い替えにあたって
もちろんルーターだけの原因ではなく、集合住宅なので、そこでの時間帯や使用率、そもそもマンションの大元から部屋までの回線の種類等々、様々な要因が絡み合うので一概には言えませんが、うちの場合はまず間違いなくルーターだろうという結論に至ったので、真っ先に買い替えを検討しました。
そこで、Apple党の僕は迷わずAirMacの最新機種であるAirMac Extremeを候補に考えたのですが、最新とは言えこれも2013年の製品で、更に昨年AppleはAirMacシリーズの販売を終了すると発表したばかりだったので、今後アップデートや新製品が出ないことを考えると、ここはAppleから卒業するべきだと感じたため、イチから探す旅に出ることに。
今まで何の迷いも疑問も感じずに8年程同じルーターを使ってきたので、いざAppleではない製品から選ぶとなると選択肢がありすぎて困るもんですねw
まずは現代のWi-Fiルーターがどういうことになっているか勉強するところからスタートです!
最新ルーターの特徴
僕のような全く知識のなかった人にも伝わりやすいようになるべく簡潔に書くと、
- 通信規格が最新のIEEE802.11ac
- 周波数帯が2.4GHzと5GHz帯のデュアルバンドに対応
- 接続機器に電波を狙って飛ばすビームフォーミング機能
- 複数台同時に接続できるMU-MIMO対応
などがあることが分かりました。
通信規格や周波数帯の特徴はこちらを参照してください。
http://flets-w.com/user/point-otoku/knowledge/wi-fi/wi-fi06.html
この他にも電波の強い帯域に自動で切り替えるハンドステアリング機能や、1Gbpsを超えた通信が可能なGigabitイーサネット対応等々、知らない言葉がビュンビュン飛び交ってて最初は「?」だらけだったんですが、ちょっと調べたら大方のことは理解出来たので、どうせまたここから5~10年は買い換えないだろうし、なるべく最新のもので絞っていくことに。
その中で最初に候補に挙がったのはこれ。
上記のほぼ全ての機能を備えていて、理論値でいったら1733Gbpsとこの価格帯の中では爆速。
そんなすげーならコレ一択じゃん!って思ったんですが、Amazonのレビューを見たら評価は高いものの、近々のレビューで頻繁に接続が切れるという報告が続出してたのでやめました…w
本当かは分からないけど、こういう時にレビューの影響力は絶大ですよねww
これと同じくらいのスペックで~と探していたところ、新たなキーワードに出会います。
それが『IPv6』です。
IPv6とは
インターネットプロトコルバージョン6のことで、要は新しいネット回線なんですって(ちょっと語弊がありますが)。
つまり従来の回線とは別のところを通るので、今飽和しているIPv4の回線よりスムーズで速いってことらしい!
ただ、このIPv6はそもそもプロバイダが対応しているかどうかにもよるし、まだ開通していないところも多いので誰しもが恩恵を受けられるわけではないのですが、自分の環境を調べてみたところ、まだ提供されてはいないものの、これから使えるようになるっぽいことが分かったので、ここ5年で絶対にこっちが主流になることを見越して、このIPv6対応のルーターを買おうと決めました。
ついに購入
てなわけでようやく本題ですが、結果的に買ったWi-Fiルーターはこちらです!
外付けHDDでもお世話になって最近お気に入りのI-O DATA様!日本メーカーなのが安心感あるわ~w
外観はこんな感じ!
想像してたよりは大きめな印象でした。
写真だと黒っぽく見えますが、実物はAmazonの商品画像通り紺色って感じですね。
さて、それではこのルーターのスペックを簡単にご紹介しましょう!
まず通信規格はIEEE802.11acの4×4とIEEE802.11nという5GHzと2.4GHz帯両方に対応したデュアルバンドで、もちろんGigabit対応。ビームフォーミング機能とMU-MIMOもついて、尚且つIPv6対応という感じで、正に最新の機能を全部詰め込んだような一台になっています!!
唯一ハンドステアリング機能には対応していないんですが、ネットゲームみたいな連続した通信が必要なものの場合、回線が入れ替わる瞬間で動作が重くなったりするというのを見て、あえてついていないものを選んでみました。
Amazonで注文後、一瞬で届いて早速接続です!
前のルーターから簡単乗り換えみたいな機能も付いているんですが、AirMacからどうやるのか分からず、調べる方が面倒だったのでイチから接続したんですが、スマホ(iPhone)のみで簡単に設定できて、ものの見事に繋ぐことができました。
このルーターで人生初めての5GHz帯…もはや繋いだ瞬間から体感で速い!!
いや、多分今までが遅すぎただけかもですけど、雲泥の差に感動してしまいましたw
試しにスピードテストをしてみたところ、なんとこれまでの倍以上に!!ww
これは笑っちゃいましたねwルーターを変えるだけでこんなに変わるだなんて…ww
ちょっと順番が分かりづらいのですが、上のAfter1つ目と4つ目が5GHz接続で、その間の2つが2.4GHz接続時となっています。
やっぱり多少差が出るんですね!
まぁとは言えGigabit対応なのにこんなもんかって思われそうですが、そもそもうちが契約しているプロバイダの下りの最大値が200Mbpsなので、どうやってもそれ以上は出ません。
契約している内容や環境によっても大きく変わるので、そういったことを加味した上で選ぶ必要があるというわけです!
ルーターの能力を最大限に引き出すのであれば、逆に契約内容の見直しを検討するのも有りかもしれませんね〜。
またIPv6の提供が始まったらその速度も追記しようと思います。
さいごに
これまでのルーターでは最近流行りのTPSゲームなんかでも頻繁にラグに悩まされていたのですが、今はもう最高画質設定でサックサクになりましたw
やはり原因はルーターだったようで、買い替えて正解でしたね!!
Wi-Fiルーターってそんな簡単に壊れるイメージはないので古いものを長く使っている人も多いかもしれませんが、今回久しぶりの買い替えで色々調べてみて、思っていたより時代に取り残されてる感じがしましたw
接続台数が多くなかったり、動画を見る程度であれば10年前のルーターでも問題ないかもしれませんが、ちょっと不便さを感じていた方は是非一度ルーターを疑ってみてください!
そんな最新Wi-Fiルーターのレビューでした!!