Apple新製品第3弾!
待ちに待った…
iPhone 12 Pro Max!!
で…でけぇ!w
って単体だと差が分かりづらいと思うので、ここ数年の歴代iPhoneたちと。
左から順に
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone 7
- iPhone 5S
と並べてみましたが、頭ひとつ抜けてデカいですねw
今回の新iPhoneは初の4機種リリースされたこともあって、まだ迷っているも多いと思うので、Pro Maxがどんな感じかこの記事を参考にしていただきつつ、お選びいただければと思います。
それでは、早速みていきましょう!
目次
外観
前々回のApple Watch、そして前回のiPad Air 4に続いて、僕の中で今年のAppleは青の年なので、iPhoneもパシフィックブルーを選択。
どの機種の青も色味が違って、iPhoneはApple Watchほど深くない濃い目の青という感じで、これまたクールですよね。
大きな見た目の変化として、iPhone 11まで本体の側面は丸くなっていましたが、今回はiPhone 5や初代SEのときのように角張ったデザインが復活となりました。
これ実は今回から新たに導入された5Gの影響で、この形の方が構造的に電波の感度が良くなるからなんですってね。
そのせいもあって、同じ後継機を選んだとしても、持った時の存在感は12の方が大きく感じます。(実際のサイズ自体も12の方がほんの少し大きいです)
その他は11とさほど変わらず、充電はLightningでしたし、性能は上がったもののアウトカメラはProが3眼、無印やminiが2眼というのも同じ仕様です。
よく見比べると12のカメラの方がほんの少しだけ出っ張っているんですけどね。
※この画像は既にカメラ保護フィルムを貼っているので余計に出っ張っています。
僕はXSからの機種変だったので、こういった部分も大きな変化に感じました。
また、カメラ右下の黒い丸部分が新搭載のLiDARセンサーというのもので、後でも紹介しますが、距離を測ったりAR撮影等を可能にしています。
あと見た目でいえばSIMカードトレイが反対側になったくらいなもんでしょうか。
外観に関してはそんな感じです。
同梱品
こんなこと今更書かなくても知っている人が多いと思いますが、今回から同梱品に変化があったので、一応触れておきましょう。
iPhone 12シリーズは電源アダプターの付属がなくなり、USB-C to Lightningのケーブル一本だけということになりました。
アダプター自体を使い回してもらうことや同梱品を少なくすることによって箱を小さくできることが、エコに繋がるからなんだそうです。
消費者からすると、イヤホンが付かなくなって、アダプターもなくなって、それでいて値段が上がっているので、どういう計算…?という感じがしますけどw
でもそのおかげもあって冒頭でも箱の画像を出した通り、これまで割と厚みのあった箱がかなり薄くなりましたからね。
ちなみにiPhone XSの箱と比べるとこんな感じ。
僕はMacBookやiPad Air 4を持っているのでUSB-Cのアダプターにも困りませんが、それらを持っていなくてiPhone XSあたりから機種変した人は、付属のケーブルが使えなくてモヤモヤするかもしれません。
まぁもちろん以前までのUSB-A to Lightningの充電器も問題なく使えるので、大丈夫と言えば大丈夫ですが、USB-Cの充電アダプターを使えば以前のものより早く充電できるので、普段あまり充電癖がない人や急速充電を体感したい人はUSB-PDやPowerIQ対応アダプターを購入してみてください。
性能
ここからは性能に関して。
iPad Air 4の時にも書いたように、現行の最上位チップであるA14Bionicチップを搭載したiPhone 12ですが、通常使用においてはその差を大きく感じることは少ないと思います。
意外だったのはiPhone 12 miniからPro Maxまで4機種全てで同じチップが搭載されたことですかね!
絶対差をつけてくると思ったのにw
もちろんメモリに差があるので、ベンチマークのようなソフトで測ると、やはり性能の差はあるみたいですけど。
ちなみにメモリはminiと無印が4GB、ProとPro Maxが6GBとなっています。
あとは外観でも違うカメラ周りの違い。
今回のiPhoneに関してはこのカメラとバッテリーが主な違いとなるわけですが、ざっくりと言えばProシリーズには望遠カメラとLiDARセンサーが、さらにPro Maxではそのカメラのズーム、手振れ補正、望遠カメラの焦点距離が強化されているという特徴があります。
他にも細かいことを言えば画面の最大輝度が違うとかあるんですが、Proシリーズの方が先日まで使っていたXSより数値的には明るいものの、体感はないので、あまり気にしなくて良い気がしています。
大きく違うと言われているカメラに関しても写真で撮り比べたものを見ると、言われてみれば確かに違うんですが、そこまで差を感じるわけでもないので、その辺りをめちゃくちゃ気にする人でなければ特に差はないと言っても過言ではないでしょう。
ただ、Proシリーズには先日のiOSアップデート14.3にて、とうとうApple ProRAWが実装されて、RAWデータでの撮影が可能になりました。
試し撮りしたものをTwitterにも上げましたが、専用アプリが必要なものの、情報が多い分、やはり色やテクスチャの調整等は通常の画像編集ではできないような感じがあり、そこはProシリーズの強みと言えるかもしれません。
なお、このApple ProRAWはデフォルトではオフになっており、「設定」のカメラ項目よりオンにする必要があります。
するとカメラアプリにも右上にRAWのオン・オフ切り替えが表示され、ワンタッチでどちらで撮影するか選択できるという感じです。
一点注意しなくてはいけないのは、先ほどのカメラ設定にも記述がある通り、RAWデータは約25MB程度の画像ファイルとなるようで、普段からオンにして撮りまくっているとストレージを圧迫してしまいます。
さらに、iPhoneで撮られたRAWデータをiPhone上の写真項目にある「編集」から一度でもサイズ調整含め編集すると、JPEGに変換されてしまい、そのデータをAirDrop等で共有しても、RAWデータとして認識されません。
iPhone上では表示自体はRAWと出ますし、編集を元に戻せばまた元のRAWに戻るんですけどね。
Macに転送して編集する場合には、iPhoneで編集せずに送るようにしましょう。
使用感
購入から早1ヶ月、ここからは実際の使用感も含めてレビューしていこうと思います。
僕は今回初めてMaxサイズを使ったのですが、分かってはいたものの、やっぱりデケェ!w
ちょっとオーバーな表現ですけど、もはや長財布って感じww
XSの時は握ったまま画面の端に届いていた親指が全く届きませんからね。
男性でも間違いなく両手操作じゃないと扱えないでしょう。
そのおかげなんて言って良いか分かりませんが、ちょっとした歩きスマホを完全にしなくなりました。
パスコードすら片手で打てませんしw
だから余計にApple Watchを買っておいて良かったなとも思いましたね。
改札を通る度にこのサイズのスマホをポケットから出し入れするのは落とす危険性も増すし、なかなか面倒だと思うので。
ちなみに、横幅は長財布程度あるものの、長さはそこまでないので、ポケットに入れた時に邪魔になる感じはしませんでした。
なんかケツポケットに入れてるとはみ出して危ないって言ってる人もいましたが、そもそもiPhoneってケツポケットに入れます?
前ポケット派の人は気にしなくて大丈夫だと思います。
続いては気になっていた5Gについて。
これは東京に住んでいる特権とも言えるかもですが、都心であれば何気にかなりの頻度で5Gエリアに入ります。(筆者はソフトバンクユーザーです)
場所によっては5Gと表示されていても物凄いデータ通信量は出ないものの、新宿の駅近くではスピードテストの下りで191Mbpsと、4Gではまず出なかったであろう数値が出たので、早くなっていることは間違いなさそうですね。
ただ、情報によると最初の方に5Gエリアとなっていた空港や東京タワー付近では1Gbps出るとのことだったので、そこまでの数値は新宿駅周辺では計測することが出来ませんでした。
ここに関しては今後更に改善・向上していくと思いますが、とはいえ外で1Gbps出たからと言って、何か劇的な変化は起きないし感じないので、5Gをメリットと言えるかと言うと、そのために追加で1000円払ってますし、何とも言えない部分かもしれないと個人的には思っています。
あと、写真に関しても先程書いたようなProRAWという特殊なことを除くと、撮る度に前と画質の差を感じて毎回すげー!ってなるわけでもなく、XS時代とさほど差は感じませんでした。
動画が見やすいのはもちろんですが、そこもiPad程ではないし。
その他に前世代から大きく変わったのはMagSafe充電ですかね。
前々からワイヤレス充電には対応していたものの、今回からはiPhone背面に磁石が仕込まれ、それ用の充電器やケースも同時に発売されました。
これはどうなんですかね?個人的にはこの充電方式が便利なシチュエーションがあまり思い浮かばないのですが…。
だって基本的に寝る前しか充電しないし、ケーブルを繋ぐ充電で不便ないですからね。
しかもMagSafeは急速充電でももの凄く時間がかかるし…。
もし買うなら、せめて後から発売されたApple Watchと同時充電できるMagSafeデュアル充電パッドかなぁと。
とか言ってて、ブロガーな僕は結局通常のMagSafe充電器も買うかもしれませんけどw
追記:フラグ通り結局買ってしまいました…ww
以上のような感じで、実際に色々使ってみて、僕が思うiPhone 12 Pro Maxを選ぶ理由とは…
特にないと思います!!←
Pro Maxはどう考えても信者ホイホイだわw
だってスマホなんて電話とメール、ウェブブラウジングができれば良いんだもんね?
なーんて、レビュアーらしからぬことを言ってみたりしてww
Apple製品のレビューってなぜかネタに走りたくなっちゃうんだよなーw(大好きが故です)
大きい分電池の持ちが良いのは言うまでもありませんが、ここ最近はどうしても充電できない環境に行くこともほとんどありませんし、利点という利点と言えば「俺はPro Maxを持っているんだ!!」という優越感くらいというのが正直な感想だと思っちゃいましたw
LiDARセンサーについて
そんなAppleに怒られそうなことばかり書いていると、ほんとにいつか怒られるかもしれないので、ちゃんと真面目に書きましょうね。
今回のProシリーズで僕が最も楽しみにしていたのが、このLiDARセンサーです。
※カメラ右下の黒い部分がLiDARセンサー
まぁ日常において特に役に立つことはないんですが、この機能はロマンしかありません!
とりあえずこれ見て!!
凄くない?
しかもこれちゃんと3DCGデータとして書き出して、使えるっていうだから驚きよね。
もうただこれを試してみたくてPro Maxにしたと言っても過言じゃないくらいw(Maxである必要はないんだけども)
というわけで早速自分でも試してみました。
使ったアプリは上記動画と同じく、3d Scanner Appです。
起動したらカメラアプリ同様、録画ボタンを押すだけ。
まじすげー。
まぁこの3d Scannar Appはどちらかというとこういう細かいものを撮るより、動画にあるような風景とか大きいものを取る方が得意なんですけどね。
こういうのはまさに最新機種ならではという感じがしますし、今後こういった分野がスマホレベルでどんどん進化していくと思うとワクワクが止まりません!
ちなみにLiDARセンサーはこういった特殊な使い方以外でも効果を発揮し、物体の感知が今までよりも高まったので、通常カメラのポートレートモードにて、今までであれば被写体の端がボケてしまっていたのが、LiDAR搭載iPhoneでは綺麗に表現されるといった利点もあります。
結局どれを買ったら良い?
てなわけで、ひとしきり今回のiPhone12のそれぞれの違いとPro Maxの魅力が存分に(?)伝わったところで、これからiPhone12を検討している方に、結局どれを買ったら良いかというのを僕の独断と偏見で答えさせていただきます。
処理の重たいゲームをしない、カメラにこだわりもない、という方であれば…
iPhone 12(無印)の優勝!!
ではないかなと。
いや、ぶっちゃけXSでさえ何か物凄い不満があったわけではないですしね。
絶対無印で充分ですよ!
それで言うと更にコスパを求めるなら、敢えて今iPhone 11(無印)にするというのもありだと思うくらいです。
実は12発売の裏で、11が値下げされて、サイズは11の方が少し大きくて重いというのはあるものの、2万円も安くなってますからね?
一般的な利用においては11のスペックで何も問題ないですし。
なんて、iPhone 12 Pro Maxのレビュー記事でとんでもないことを書いてますが、そう言われて「え、さすがに12が発売されたばっかりなのに、11を選ぶのはねぇ…」って思う人は
ガタガタ言ってないでPro Max買えや!
という言葉を送りたいと思いますw
サイズのデカさに後悔しても苦情は受け付けませんので!!←
さいごに
いかがだったでしょうか?
もしかしたらせっかくiPhone12を買おうと思っていた人が、買うのやめちゃうかもしれませんねw
まぁ無理に買っても仕方ないですよ!
僕は冷静になれないのでAppleのお告げのままに買っていますが、皆さんは冷静になって考えましょうww
もし、この記事を読んでもなおPro Maxを選んだという方がいましたら、きっと仲良くなれると思うので、是非友達になっていただけるとw
ちなみに今回はほとんど触れませんでしたが、MagSafeケースや保護フィルムについてはまた別記事にて紹介しようと思っています。
そちらもお楽しみにー!
追記:早速書きました!!