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Windows 11の初期設定にてインターネットなしでセットアップする|オフライン環境・ローカルアカウントでのログイン方法まとめ

投稿日:2025年5月23日 更新日:

先日投稿した記事の通り、初の自作PCとなるWindowsパソコンを構築した筆者ですが、初めてにも関わらず起動も問題なく、その後も今日までのおよそ半年間、特に不具合なく使用できているものの、前回は組み込みから起動までという感じで、結果いくらでゲーミング自作PCが作れたかをまとめましたが、本日はその続きでもあるWindowsのセットアップにて少しだけつまずく部分があったので、同じような人を救うべく、そこにフォーカスした内容をまとめていこうと思います。

それがタイトルにもある「インターネットなしの状態でWindowsの初期設定をセットアップする」というものです!

僕は長らくMacユーザーでWindowsにあまり触れてこなかったこともあり、まさかネット環境なしでセットアップできないとは全く知らず、少しだけ困ったので、特に自作PC初心者の人は同じ状況になる人もいるかもしれないため、備忘録としても残しておこうかなと。

なぜそういったことが起きてしまうのかも含めて、今回も一緒に見ていきましょう!

自作PCでのWindowsインストールについて

というわけでこちらが無事に組み上がってBIOSの立ち上げに成功したMy自作PC。

せっかくメモリもAMD EXPO対応のものを購入したのでオーバークロックとかも試してみたいところですが、まずは正常にWindowsを立ち上げないと先に進まないため、Windowsのインストールを行うことに。

ライセンス付きのインストールメディアも販売されていますが、とりあえずインストールするだけということであれば、一番簡単な方法は自前のUSBメモリをインストールメディアにしてインストールするという方法だと思います。

ここでもMacで作ろうとするとこれまた色々ややこしく、最も楽なのはWindows機にて以下のページより「Media Creation Tool」をダウンロードして実行する方法です。

Windows11のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
※ Media Creation Toolはリンク先2つ目の「今すぐダウンロード」より。

もしMacでインストールメディアを作るという方は別記事にまとめたこちらをご覧ください。

そんな何かしらの方法でインストールメディアが準備できたら、早速Windowsをインストールしていきましょう!

なお、未だに安定して動作するのはWindows10だなんて言われていたりしますが、サポート期限も2025年の10月14日までと発表されましたし、さすがに今からインストールする人はWindows11がおすすめです。

とはいえ現行の24H2バージョンは色々不安定なようで、細かな問題が起きていると言われていますが、通常の利用において致命的な問題はないし、細かいものも時間が解決してくれるはずですので、上手く付き合っていくしかないのかなと。

それでは、ここから実際のインストール手順を紹介します。

Windows11のインストーラーの入ったUSBを挿しながら起動するとASRockのBIOSでは以下のような表示が出るため、「Enter Setup」を選択してWindowsのインストール画面へ入りましょう。

あとは表示された指示に従って進めていけば難しいことはないはずです。

途中でプロダクトキーを入力する画面がありますが、この時点でライセンスを購入していなければ左下の「プロダクトキーがありません」というところからスキップも可能なため、あとからライセンス購入する予定の人は覚えておいてください。

その場合は次の項目でWindowsOSのバージョンを選択する画面が出るため、任意のOSを選択してください。

特に目的がなければ一般利用においては「Windows 11 Home」で問題ありません

あとはインストールするSSDを間違いなく選び、「インストール」ボタンを押せばインストールがスタートします。

進捗がパーセント表示されながら待つこと数分、何度か再起動もしたあと、Windowsのセットアップ画面が立ち上がればインストール完了です!

初期設定にてインターネットなしでセットアップする方法

さて、無事にWindowsもインストールできたところで、初回起動時のセットアップも画面の通り進めていけば良いかと思いきや、ここで問題が発生しました。

それがキーボードのレイアウト設定後に出てくる「ネットワーク接続」のところ。

普通なら「ネットワークに接続しましょう」と言われているので、言われた通りイーサネットケーブルを繋いでなんの問題もなく先に進むと思いますが、筆者の場合、置いてある家具と所有していたケーブルの長さが絶妙に合わず、どうしても有線接続できなくて、じゃあせっかくWi-Fi対応のマザーボードなんだからWi-Fi接続できるかと言うと、それもドライバを入れないと認識しないため、すぐには使えない事情があり、「それならネットワーク接続は後回しで…」と思ったら、なんとそんな選択肢もなく

という状況に陥ってしまったんです。

もちろん、なんとかしてテレビを移動させるだとか、Wi-Fiのドライバを別のパソコンでダウンロードしてUSBに入れてくるといったことをすればいくらでも解決できましたが、6時間かけてPCを組んだあとにその気力はなくw、他に回避する方法くらいあるだろと思って調べてみたところ、以下の方法で解決できたというわけですね。

それが、セットアップ途中で「Shift + F10」にてコマンドプロンプトを開いたのち

oobe\bypassnro

というコマンドを入力するという方法になります。(日本語環境の場合は oobe¥bypassnro )

正しいコマンドはoobe\BypassNRO.cmd(oobe¥BypassNRO.cmd)ですが、上記の入力だけでも正しいコマンドとして補完されるため、調べてみると記載されているコマンドが微妙に違うのはそのせいですね。

実行すると再起動がかかり、初期設定の最初の項目からやり直しとなりますが、ネットワーク設定のところまでくると先程までは表示されていなかった「インターネットに接続していません」という選択肢が出てきて

それを選び、次の画面では「制限された設定で続行」を選ぶとライセンス契約の同意項目があるため同意すると、あとはユーザーネームとパスワードを決めてプライバシー設定をするだけでWindows開始への準備が始まります。

その後数分の読み込みを経て、無事に立ち上がるという流れです!

ちなみにこの方法はネットに接続しないというだけでなく、Microsoftアカウントの入力をスキップしてローカルアカウントにて開始する方法でもあり、どちらにも有効な手段となっているため、覚えておくと便利な場面があるかもしれません。

最新版のWindows11ではこの方法が不可に

という手順にて無事に解決!!

と、記事を締めたいところですが、上記の通りネット接続を回避して設定をした頃からおそよ3ヶ月、なんともタイムリーにBypassNROコマンドが公式によって塞がれるという発表があり、最新バージョンのWindows11インストーラーにおいてはこの方法が使えなくなってしまいました

USBインストーラーとライセンスが一緒になっている製品や、少し前に作ったインストールメディアを持っている人であれば可能なはずなので一応上記の方法も残しておきますが、これからインストールする人で、それこそOSバージョンが24H2以上では既に使えなくなっています。。

やはりMicrosoftとしてはMicrosoftアカウントでの連携を必須にしたいようで、現在ではWindows11の動作要件にインターネット接続とMicrosoftアカウントが必須になっていますからね。

※引用元はコチラ

あのAppleでさえMacの初期設定にインターネットもApple IDもなしで設定できるのに!

じゃあ今後はもうインターネットとMicrosoftアカウントの入力を回避する方法がないかというと…

まだ大丈夫です!!

最新版のWindowsでローカルアカウントにて使用を開始する方法

そう、世界規模でみたらまだ7割以上とも言われているWindows。

その分有識者も多く、最新版でも回避する方法がMicrosoftの発表からすぐに発見されていましたw

それがこちらの方のポストにて解説されています。

概要をまとめると、初期設定項目にてShift + F10でコマンドプロンプトを立ち上げるところまでは一緒で、その後

start ms-cxh:localonly

というコマンドを入力することでローカルユーザーを設定するウインドウが表示され、最初の項目に任意のユーザー名を入力して次へ進むだけで、全ての項目をスキップして最後の同意項目まで飛んでWindowsが立ち上がるということのようです。

これなら前述の方法よりも項目もシンプルでより良いですよね!

ちなみにこちらは個人向けのHomeとProエディションにて動作するようで、Education・Enterprise・IoT Enterprise・LTSCエディションにおいてはまだ前述の方法で回避できるとのことでした。

まぁこの方法もいつできなくなってしまうか分かりませんが、もう少し複雑な手順で他にも抜け穴はあるようなので、今後もいたちごっこという感じになるんでしょうかねw

追記:バージョン25H2以降での方法

そんなことを書いていたら上記までの方法もあっという間に公式に塞がれてしまい、バージョン25H2以降ではBypassNROコマンドもstart ms-cxh:localonlyも使えなくなってしまいました

これには世界中から落胆の声が飛び交っていましたね。

ただ、こちらも有識者より即座に別の方法が発見されますw

それがこちら!

方法としては、これまで通り初期設定項目にてShift + F10でコマンドプロンプトを立ち上げるのは同じで、その後

reg add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBE /v BypassNRO /t REG_DWORD /d 1 /f

というコードを入力し、それが問題なく実行されたら次に以下のコードを入力してコンピュータを再起動します。

shutdown /r /t 0

すると再起動後、初期設定を進めていくとBypassNROコマンドの時と同じくネットワーク設定のところで「インターネットに接続していません」という選択肢が表示されて、ネットワーク設定をスキップできるという方法になっています。

要はこれ、最初のコードの中身を見てもらえば分かる通り、BypassNROコマンドの中身を直接実行しているということらしいんですよね。

つまりBypassNROというコマンド自体は使えなくなっているけど、そのコマンドの中身を直接入力すると通ってしまうというやり方というわけです。

なお、この方法の問題点としては「こんな長いコードを手で打つのか」という点だと思います。

この記事でも一応コピーできるようにしていますが、初期設定中にブラウザを開けるわけではありませんからね。

まぁ手打ちできない程の長さではないので、なんとかできなくはないものの、コピペを使ってやるなら、上記のコードをコピーしたのち、メモ帳にペーストしたものをテキストファイルとして保存してUSBメモリ等に入れ、コマンドプロンプトを開いたところで「Notepad」と入力してメモ帳を起動し、「ファイル」から「開く」でUSBに保存したテキストを開いてそこからコピーするか、もしくはメモ帳の保存形式をテキストではなく.cmdというコマンドファイルにしてしまって(例:BypassNRO.cmd等)、コマンドプロンプト上でUSBメモリの場所を指定し(例:Dドライブなら「D:」と入力)、そこで先程保存したファイル名(上記例なら「BypassNRO」)を入力して実行すればファイル内のコマンドが実行されてコンピュータが再起動する、という方法も可能です。

わざわざUSBメモリを準備する程の手間をかけるのが得策かは絶妙ですけどねw

急ぎであれば頑張って手打ちする方が早いとは思います。

結局これもそのうち塞がれてしまう可能性が高い気もしますが、実はあと2つくらい回避の方法があるので、もしこの方法もダメになったらまた追記しに来ますのでw

さいごに

そんなこんなで、本日はWindowsの初期設定におけるちょっとした裏技のご紹介でした。

なお、Windowsが無事に立ち上がった後は日を改めてUSBにWi-Fiのドライバを入れてインストールし、無事にネットに繋げられるようになったところで、その他に必要なドライバを全て入れるという作業を行いました。

ほとんどのメーカーがマザーボードの製品ページの「サポート」項目等に各種ドライバのダウンロードリンクを載せてくれているので、機種名で検索して必要なものをインストールするのがおすすめです。

ASRock B650M Pro RS WiFi ダウンロードページ
https://www.asrock.com/mb/AMD/B650M%20Pro%20RS%20WiFi/index.jp.asp#Download
※こちらは筆者の購入したマザーボードの最新ドライバページです。

最初からその準備をしておけば今回のようなことをしなくてもセットアップできましたが、どっちにしろMicrosoftアカウントのIDとPASSも覚えてないし、結果オーライだったのかなと。

もしかしたら今後どうしてもインターネット環境のないところでWindowsをセットアップするようなこともあるかもしれませんし、覚えておいて損はないと思います。

というわけでこれにて、無事にOSも入って完成した自作PC。

まだまだ書けるネタはありそうなので、同じ自作erの方やこれから組もうと思っている人は是非サイトのブックマークやXのフォローなんかをして、関連記事や最新記事を追っていただけると嬉しいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

また次回もお楽しみにー。

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