さて、先日ようやく重い腰を上げてM3 Max MacBook Proの本体レビューをしましたが、本日はその時に紹介しきれなかったMacBook Pro用の保護ガラスフィルムと本体に直接付けるクリアケースを紹介していこうと思います!
iPhoneは保護フィルムやケースを付けて運用している人が圧倒的に多いと思いますが、Macはどうですかね?
僕はこれまで画面を保護するフィルムは付けていたものの外側は特に気にせず裸で使っていましたが、さすがに今回は58万円を簡単に傷付けるわけにはいかないと思い、ケースも付けてみることにしました。
コスパやサイズ感、メリット・デメリット等、本日も購入を迷っていた人の参考になれば幸いです。
それでは、早速一緒に見ていきましょう!
目次
Spigen全面保護ガラスフィルムレビュー
というわけでまずは保護フィルムから。
以前にiPhoneケースでもレビューしたブランドであるSpigenの「GLAStR SLIM」というフィルムです。
※以前の記事はこちら。
普段iPhoneの保護フィルムではNIMASOのものを推している筆者ですが、MacBookのフィルムとなると種類も少なく、ノーブランドっぽいものやNIMASOのも含め「アンチグレア」や「ブルーライトカット」、「のぞき見防止」といった加工されたものがほとんどで、純粋なクリアフィルムで知っているブランドがSpigenだったため、これを選びました。
加工されたフィルムも便利ではありますが、僕としてはせっかくのLiquid Retina XDRディスプレイの見た目が変わってしまうのが勿体ないという想いがあり、iPhone含めそういった加工されたフィルムを使わないようにしているというのも、このフィルムを選んだ理由の1つです。
そのせいでこういった普通のクリアフィルムはめちゃくちゃ反射しますけどねw
でもそれはフィルムを貼らなくても同じなので、なるべく素のまま使うというのを優先しています。
そんな理由もあって選んだフィルムを開けてみると以下の通りで、フィルムとクリーナーのみというシンプルな中身でした。
フィルム単体だとこんな感じです。
フィルム自体は色も加工もされておらずクリアですが、縁には黒いラインが付いています。
恐らくフィルムの端を滑らかにするための加工で、購入前はその幅がどのくらいか分からなかったので、せっかくのMacの細いベゼルをはみ出したら嫌だなと思いましたが、もちろんMacのベゼルより太いものではないのでご安心いただいて大丈夫です。
付属のクリーナーを使ってMacBookのディスプレイをキレイにしたら、早速貼っていきましょう!
iPhoneやiPadと違いガイド枠のようなものはないため、自分の感覚を信じて上下左右の真ん中に貼るというのが少し大変かもしれませんが、フィルムの持ち手も付いていますし、個人的には思ったより簡単に貼れました。
最終的にこのように持ち手の部分も剥がして貼り付けが完了します。
気泡も一切入らずめちゃくちゃキレイに貼れて満足ですね!
ちなみにディスプレイとの隙間はこのくらいで、貼りづらくないちょうど良いサイズだと思いました。
また画像では分かりづらいですが、気にしていたフィルムの縁とベゼルも本当にギリギリフィルムのラインの方が細いことが分かります。
フィルムが厚くてMacがぴったり閉じないなんてこともありませんし、他のフィルムより少し高いですが、価値のあるフィルムだと感じました!
貼ってから10ヶ月経った今も変形して剥がれることもなければキーボード痕が付いてしまうこともなく、このまま長く使えそうだと思います。
TALENANA for Macbook Pro 14インチケースレビュー
続いて、このままケースのレビューもしていきましょう。
そもそもMacBookにケースを付けるべきかというのも派閥がありそうですが、iPhoneやiPadは圧倒的にケース運用派が多い通り、やはり持ち運べるものは落下させる可能性がゼロではありませんからね。
まぁそれでいうとMacBookのような重たいデバイスを落下させたらケースを付けていようと外傷は免れない気もしますが、少しでも防げるなら防ぎたいですし、ないよりはあった方が良いというのが購入の理由です。
Mac自体は落とさなくてもMacに何かを落とす可能性もありますし、せめて外側だけでも守りたい人は付けておいて損はないのかなと。
というわけで今回購入したのは、それこそケースについてはApple公式ではないもののApple Storeにて扱われているものがあって、それを購入しても良かったのですが、それが8,800円もしたため、58万円の出費の後には踏み切れずw、これも以前にスマートウォッチの保護フィルムでお世話になった「TALENANA」というブランドのものを選ぶこととなりました。
なんてたって僕が買った時は1,999円でしたからね!8,800円と比べちゃうとこっちにしちゃうかなとw
まぁただ箱にブランド名のプリントがないので、ノーブランド品のOEMというか、仕入れて売っているだけだと思いますけどね。
僕が買った頃はなかったNIMASOも今はMacBook用ケースが販売されていますが、見たところ全く同じ仕様に見えるので、もしかしたら仕入れ元は同じかもしれません。(NIMASOの方は自社の箱に入っているようですが)
でもTALENANAの方はそういった形で売られている他のケースと違い、ケースと一緒にキーボードカバーが付いているのがポイントです。
キーボードカバーの必要性についてはかなり前に一度記事にしていますが、その頃とMacBookのキーボードの仕様も変わり、ここ最近は故障から守る意味でのキーボードカバーは特に必要ないというのが個人的な見解です。
もちろん先程書いたようにキーボードに残る指紋汚れが気になる人にとっては良いし、ないよりもあった方がちょっとした水気から守れる可能性は上がるので、何かしらカバーを付けようと思っていた人にとっては、このTALENANAのケースを買うことで外側も内側も守れて一石二鳥なことは間違いありませんからね!
そんなTALENANAのケースも早速本体に装着してみましょう。
ケースはこのように上側と下側でパーツが分かれているので袋から出して、箱の裏に取り付けの手順が書いてあるため、そちらを参考に上側から嵌めていきます。
何ら難しいことはなく、ケースが本体に引っかかる「カチッ」という感覚があるため、サイズもぴったりでしっかりと固定されます。
※こちらが上側のみを付けた状態です。
そしたらひっくり返して、今度は下側を取り付けてください。
以上で完了となります。
外観としてはこのような感じで、素材の関係でどうしても反射してしまい本体カラーも薄まってしまいますが、守るためなので仕方ないですかね。
ちなみに付属のキーボードカバーは半透明で何の印字もなく、ぴったりというよりは少しガバガバな印象で、ないよりはマシくらいな安っぽい感じがしたので僕は付けずに運用することにしました。
価格を考えると概ね満足できる良い商品だと思いますが、あえて気になることを挙げると
- 下側背面の角が覆われていない
- 本体とケースの間に埃がたまる
- 指紋や小傷が気になる
というのがあります。
左右にポートもあるし、背面側が排気口になっているため、このようなデザインの方が効率が良いのは分かりますが、理想を言うと角の部分が全て覆われていて欲しかったです。
ただ、調べてみるとほとんどのケースが同じ形状になっていて、唯一見つけた背面の角も覆われているケースは先程も書いた公式のApple Storeで売っているもので、こちらは8,800円しますからね。
高くても良いから四角(よつかど)がしっかり守られるものが良いという人はこちらを選ぶのが良いと思います。
続いて、ケース内の埃に関してはiPhone等でも同様で、クリアケースだから余計に目立つというのもあるかもですが、特に手が載せられる手前の部分が汚れます。
外して掃除をすればキレイにできるので特に問題はありませんけどね。
あとは似たようなことで今回のケースはツルツルなプラスチック素材のため、長く使っていると指紋や小傷が結構目立ちます。
※画像だと分かりづらいですがよく見ると指紋や小傷が目立ちます。
まぁ傷から守るためのケースが傷つくのは仕方ないですけど、例えばマットな質感のものであればそういったことも多少軽減される可能性があるので、ケースを装着した際の見た目にもこだわりたい人はそういったケースの方が良いかもしれません。(その代わり本体カラーやリンゴマークが見えづらくなるというデメリットがありそうですけど)
それ以外だと、これはマイナスポイントというわけではないですが、10ヶ月程使ったところ、気付いたら上側のケースの角にヒビが入っていました。
しかも左右両方ともw
特に落下等はさせていないので、ちょっとした拍子にぶつけていたのか経年によるものなのかは定かではありませんが、もしかしたら本体に傷が付いていたことを考えるとやはりケースをしていて良かったですね。
この価格なら消耗品だと思って買い直しても良いと思えますし、コスパも良いのがTALENANAのケースのポイントです。
さいごに
そんな感じで本日はMacBook Pro 14インチ用の保護フィルムとケースをレビューしましたが、いかがでしたでしょうか?
ただでさえ高額なMacを数千円で少しでも守れると思えば安いという考え方もあるかもしれませんw
読んでいただいた通り今回紹介した2つにおいては品質や仕様は全く問題なく、胸を張っておすすめできるので、是非前向きにご検討いただけると幸いです!
ちなみに、僕の場合は14インチのMacBook Proでしたけど、同じもので16インチ用のフィルムとケースもあるので、もし16インチをお使いの場合はこちらから。
また、ケースの方はクリアカラーだけではなくクリアブラックカラーもあるため、リンク先から確認してみてください。
そんなこんなで、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
今回登場したMacBook Proの詳細を知りたい方は前回の本体レビューの方もチェックしていただけると嬉しいです。
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それでは、また次回もお楽しみにー。